各校の入試問題から」カテゴリーアーカイブ

平面図形の問題

2011年 ラサール中学の問題


図のように長方形ABCDの辺AB、BC、CD、DA上にそれぞれ点P、Q、R、Sをとります。さらに四角形SPXQとSQYRがともに平行四辺形となるように点X、Yをとります。このとき次の問いに答えなさい。

(1)四角形PQRSの面積を求めなさい。

(2)五角形SPXYRの面積を求めなさい。


(1)は長方形から4つの直角三角形を引きます。
6×5=30
1×4÷2×2+5×2÷2+3×2÷2=4+5+3=12
30-12=18
(答え)18cm2

(2)等積移動を考えます。

三角形PSQと三角形PQXは同じ。 三角形SQRと三角形QRYは同じ。

三角形PQR+三角形QXY=三角形PQX+三角形QRY=18㎝2

三角形PQR=(1+3)×6÷2-1×4÷2-2×3÷2=12-2-3=7

したがって三角形QXY=18-7=11

五角形SPXYR=18×2+11=47

(答え)47cm2

三角形PQR+三角形QXY=三角形PQX+三角形QRY=18㎝2

に気が付いてしまえば、難しくはないでしょう。等積移動という考え方を学ぶのに良い問題だと思います。

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中和の問題

2010 フェリス中学の問題です。


6個のビーカー(①~⑥)を用意し、それぞれにA液(うすい塩酸またはうすい水酸化ナトリウム水よう液。すべて同じ種類の液体。)を100cm3ずつ入れました。
そこへB液(これもうすい塩酸またはうすい水酸化ナトリウム水よう液。ただしA液とは別の種類の液体。)を、表のように、①には加えず、②~⑥には20cm3~100cm3加えました。
各ビーカーの水よう液を温めて水を蒸発させ、残った固体の重さを測りました。その結果を表とグラフに示しました。

1 A液は、うすい塩酸ですか、それともうすい水酸化ナトリウム水よう液ですか。あてはまるものに○印をつけ、そう考えた理由を答えなさい。

2 残った固体が食塩だけであるビーカーの番号をすべて書きなさい。

3 B液を何cm3混ぜれば、A液とB液を混ぜたものがちょうど中性になると考えられますか。
4 B液を10cm3混ぜたとき、残った固体に含まれる食塩の重さは何gと考えられますか。


中和の問題です。

水酸化ナトリウム水溶液を固定して、塩酸を入れていけば、できる食塩はある一定量まで増えて、それ以上はできなくなります。水酸化ナトリウムがなくなった時点で塩酸だけになるので、塩酸は蒸発してしまいます。
この問題の場合、食塩が15gでこれ以上増えていきませんから、水酸化ナトリウムを固定して、塩酸を入れていったということになります。

または①の段階ですでに固体が残っているので、A液が水酸化ナトリウム水溶液と言っても良いでしょう。

(1)うすい水酸化ナトリウム水溶液 ○
 理由 Bを60㎝3以上いれても固体が増えないから、Bの溶質は固体ではないので、Bは塩酸と決まるから。

(2)グラフから食塩が15gできた段階で、水酸化ナトリウムがなくなります。したがって全部が食塩なので、④、⑤、⑥が該当します。

(答え)④、⑤、⑥

(3)グラフの増え方からすると、④では本来16gになっていないといけないのですが、それが15gで止まったので、中和は50㎝3でおこったと考えられます。

(答え)50㎝3

(4)水酸化ナトリウムの減り方をグラフにすると、以下の青い線になります。

このとき、塩酸を10㎝3入れたときは8gが水酸化ナトリウムの量。固体の量は11gですから、その差が食塩の重さです。

11-8=3

(答え)3g


「映像教材、これでわかる水溶液」(田中貴)

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立体の問題

2011 海城中学の問題。


すべての辺の長さが1cmの三角すいAがあります。

図のようにすべての辺の長さが2㎝の三角すいから、Aと同じ形の立体を4つ切り取ってできる立体をBとします。

(1)立体Bの体積は、三角すいAの体積の何倍ですか。

(2)三角すいAと立体Bをすきまなく並べて、図のようなすべての辺の長さが3㎝の三角すいを作りました。3段目(一番下の段)には三角すいAと立体Bがそれぞれ何個ずつありますか。

(3)三角すいAと立体Bをすきまなく並べて、図のようなすべての辺の長さが6㎝の三角すいを作りました。三角すいAと立体Bはそれぞれ何個ずつありますか。


(1)Aの体積を【1】とすると、1辺2cmの三角すいは2×2×2=【8】になります。
Bの体積は【8】から【1】を4つ分取り除くのですから【4】したがって4倍になります。

(答え)4倍

(2)
2段目までの体積は2×2×2=【8】 3段目までの体積は3×3×3=【27】

したがって27-8=19個分になっていなければなりません。

3段目の一番下の面は

のようになっています。

Bは3個ありますから、体積は4×3=12

したがって19-12=7個がAになります。

上の底面の図でみるとAは6個しかないように見えますが、これがミスのもとになりそうです。

Bを3つ並べるときに間に上下がひっくり返ったAが1個分入ることになります。

(答え)A 7個 B 3個

(3)1辺が6㎝の三角すいの体積は6×6×6=【216】です。

一番したの面は図のようになっていますので

Bは1→3→6→10→15 となっていますので、全部で35個

体積は【4】×35=【140】 Aの体積は【216】-【140】=【76】よりAは76個

(答え)A 76個 B 35個

体積で考えろ、と言ってくれているようなものなので比較的解きやすかったのではないかと思いますが、底面をていねいに書いてしまうとミスをせずにすむでしょう。

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