各校の入試問題から」カテゴリーアーカイブ

豆電球の問題

2009年海城中学の問題です。


図1に示された回路について次の問1、問2に答えなさい。ただし、6個の豆電球はすべて同じもので、豆電球の明るさと電流の大きさは比例するものとします。

図1

問1 下の文章は図1の豆電球(あ)~(か)の明るさについて説明したものです。文章中の( A )~( C )に入る適切な数値をそれぞれ答えなさい。ただし、答えが整数にならない場合は分数で答えなさい。

左側の(あ)(い)(う)の部分では、上の(い)を流れる電流と下の(う)を流れる電流に分かれます。よって(い)の明るさは(あ)の( A )倍になります。右側の(え)(お)(か)部分では、上の(え)(お)を流れる電流と、下の(か)を流れる電流に分かれます、よって(え)を流れる電流は(か)を流れる電流の( B )倍になるので、(え)の明るさは(か)の( C )倍になります。

問2 回路全体でみたとき、(あ)、(い)、(え)、(か)の明るさはどうなりますか。明るい順に並べなさい。


問1 (あ)に流れる電流を(6)とすると(い)と(う)は(3)になります。
一方(え)(お)は2個直列に並ぶので抵抗が【2】になるのに対して(か)は【1】なので、(え)(お)に流れる電流は(6)の3分の1で(2)、(か)は(4)になります。

したがって
( A )は(3)÷(6)=1/2
( B )は(2)÷(4)=1/2
( C )は明るさと電流が比例するので1/2
になります。

問2 電流の量から(あ)>(か)>(い)>(え)になります。

「映像教材、これでわかる電気」(田中貴)

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立体の切断に関する問題

2009年海城中学の問題です。


図のような直方体ABCD-EFGHがあり、AB=4cm、AD=6cm、BF=5cmです。点P、Qはそれぞれ辺FG、GH上にあり、FP=2cm、GQ=2cmです。

(1)この直方体を、3つの点A、P、Qを通る平面できるとき、切り口を解答用紙の展開図に書きこみなさい。

(2)3つの点A、P、Qを通る平面とEG、CEが交わる点をそれぞれR、Sとします。

1 ERの長さとRGの長さの比を最も簡単な整数の比で求めなさい。
2 ESの長さとSCの長さの比を最も簡単な整数の比で求めなさい。


まず平面を描いてみましょう。描き方としてはPQを延長して、EFの延長線との交点をI、EHの延長線との交点をJとします。
次にAとI、AとJをつなげば下図のように、平面が見えるでしょう。

このとき三角すいAEIJと三角すいLFIPと三角すいKHQJは相似になります。

QはGHの中点になるので、三角形PQGと三角形GHJは合同の三角形になりますから、HJ=4cm、

三角形ADKと三角形KHJも相似。
相似比は6:4=3:2になるので、DH=5cmよりKH=2cm

したがって三角すいはAE:EI:EJ=1:1:2になるので、
LF=1cm、FI=1cmになります。あとは展開図に書きこみましょう。

次に(2)です。RとSの位置を図にいれてみましょう。

この図で、三角形RPGと三角形ERJは相似ですから、ER:RG=6+4:4=5:2

したがってER:RG=5:2になります。

するとACは図のように【7】になるので、三角形ASCと三角形ESRの相似から
ES:SC=5:7になります。

(答え)1 ER:RG=5:2 2 ES:SC=5:7

「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)

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熱量の計算

2010年聖光学院の問題です。


温度の変化を調べる[実験1]~[実験5]をおこないました。これらの実験について、あとの(1)~(6)の問いに答えなさい。ただし、水1リットルの重さは、水温に関係なく1kgとします。また、空気や容器への熱の移動はないものとします。

[実験1] 容器に20℃の水1リットルが入っています。この容器に80℃のお湯0.5リットルを加え、よくかき混ぜました。

(1) かき混ぜた後の水温は何℃になりますか。次の(ア)~(ク)の中から1つ選び、記号で答えなさい。

(ア) 30℃  (イ) 33℃   (ウ) 37℃   (エ) 40℃
(オ) 45℃   (カ) 50℃   (キ) 60℃   (ク) 67℃

[実験2] 容器に20℃の水1リットルが入っています。この容器に80℃の重さ0.5kgの銅でできた球を入れて、よくかき混ぜました。

(2) かき混ぜた後の[実験 2]の水温は、.[l実験1]の水温と比べてどうなりますか。次の(ア)~(カ)の中から1つ選び、記号で答えなさい。

(ア) お湯も銅も、温度と重さが等しいので、水温は変わらない。
(イ) 銅のもっている熱が水を温めるのに使われるので、水温は高くなる。
(ウ) 銅はお湯より体積が小さいので、全体の体積が小さくなり、水温は高くなる。
(エ) 銅を水に入れると浮力が発生し、全体の重さが軽くなるので、水温は高くなる。
(オ) 銅は固体で、水の方に熱が移動しにくいので、水温は低くなる。
(カ) 銅はお湯より冷めやすく、水の方に移動した熱が少ないので、水温は低くなる。

[実験3] 容器に20℃の水2リットルが入っています。水にヒーター(電熱線)を入れてよくかき混ぜながら加熱し、40℃のお湯を作りました。ただし、このヒーターで1リットルの水を1℃上げるには、20秒かかります。

(3) 40℃のお湯を作るのに、何秒かかりましたか。

[実験4] 容器に20℃の水1リットルが入っています。水に実験3で使ったヒーターを入れて、よくかき混ぜながら加熱し、ある温度(Ⅹ℃)のお湯を作りました。これに20℃の水1リットルを加え、よくかき混ぜたところ、全体が40 ℃になりました。

(4) ある温度(Ⅹ℃)のお湯を作るのに、何秒かかりましたか。

(5) [実験1] ~ [実験 4]では、水をよくかき混ぜて温度を測定しなければいけません。よくかき混ぜるのはなぜですか。その理由を簡単に答えなさい。

[実験5] 大型のヒーターを使って、風呂の浴槽に40℃のお湯300リットルを、次の2つの方法で作ります。ただし、この大型のヒーターで、1リットルの水を1℃上げるには、1秒かかります。

方法1: 風呂の浴槽に最初から20℃の水300リットルを入れて、よくかき混ぜながら加熱し、40℃のお湯300リットルを作る。
方法2: 風呂の浴槽に最初は20℃の水240リットルを入れて、よくかき混ぜながら加熱し、ある温度(Y℃)のお湯を作る。これに、10℃の水60リットルを加え、よくかき混ぜて、40℃のお湯300リットルを作る。

(6) 方法2で加熱する時間は、方法1で加熱する時間の何倍ですか。


(1)
1gの水を1℃上げるのに必要な熱量は1calです。
20℃で1リットルの水は20×1000=20000calの熱量を持っており、80℃で0.5リットルの水は80×500=40000calの熱量を持っているので、合計すると20000+40000=60000
水の合計は1.5リットルですから、60000÷1500=40℃になります。
(答え)エ
(2)
銅は水に比べると冷めやすいので、水の方に熱が移動しにくいので、温度は水に比べて上がりません。したがってカ

(3)1リットルの水を1℃上げるのには1000calが必要なので、20秒で1000calをヒーターが出します。
2リットルの水が20℃温度を上げるには20×2000=40000calが必要なので
40000÷1000×20=800秒
(答え)800秒

(4)全体の量は2リットルですから40℃になったということは
40×2000=80000cal
最初に20×1000=20000calがあり、いれたお湯にも20000calあるので、残りは80000-20000×2=40000calになります。
ヒーターは20秒で1000calですから
40000÷1000×20=800秒かかります。
(答え)800秒

(5)水は温度が高くなると膨張して、上にあがり、上にあった冷たい水が下に降りるので部分部分で温度にムラができます。したがってよくかき混ぜなければ全体の温度が同じにならないからです。

(答え)温度が上がると対流が起きて、むらができるから。

(6)必要な熱量は40×300000=12000Kcalです。

方法1の場合20×300000=6000kcalの熱量はあるので、残り6000kcalをヒーターで温めます。

方法2の場合は20×240000=4800kcalがあって、さらに10×60000=600kcalの熱が加わるので合計4800+600=5400kcal
したがってヒーターで温めるのは12000-5400=6600kcal

6600÷6000=1.1倍の時間がかかることになります。

(答え)1.1倍

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