中学受験で子どもと普通に幸せになる方法」カテゴリーアーカイブ

初戦を終えて

    関東は次が20日前後に千葉の入試の山がきます。
    何人かの子どもたちに初戦の感想を聞いてみると
    「え、別に。」
    「すごい人だったけど、模擬試験もあんな感じだから」
    と、まあ、あまり気になるような感想はなく。
    ただ、子どもたちの気合は大分入ってきているような印象でした。
    先日の演習授業でも、過去最高のレコードを出した子どもたちが何人かいて、やはり
    「1月が一番の伸び盛り」
    を感じました。
    当たり前の話ではありますが、試験前、
    「ここで覚えなければ」
    「ここで、できるようになっておかないと」
    ということで、一つの勉強に対する効率が以前とは大分違います。
    一度、入試を経験すると、
    「まだ、ここが足りない」
    と思う部分もあるでしょうから、良い意味で刺激になる部分はあるでしょう。
    いずれにしてもあと20日弱。
    最後まで気を抜かず、できることをきちんと実行していってほしいと思います。

やっちまったあ!?

    試験前半、早くも合格の報が届く一方で、「やっちまったあ」の声も聞かれます。
    1 最後のページに問題があるのに気がつかなかった
    2 すべての氏名欄に名前を書いたか、自信がない
    3 受験番号を間違えた
    4 解答欄を違うところに書いたかも
    等等。
    だからまあ、お試し受験はあるといってもいいかもしれませんね。
    うまく合格してくれるのも、いいが、こうやって失敗の限りを尽くしてもらうのもいい。
    そのミスがいかに痛いか、なんとばからしいか。
    氏名欄を書き忘れたなどというのは、当然、試験に「夢中」になってしまうからですが、試験監督の教員の配慮で救われる場合もあれば、0点になる場合もあり。
    やはり12歳のすることなのです。
    12年間生きてきて、これだけのことができるようになったのは大したものでもあり、まだ12年間しか生きていないのだから、そういう失敗をやっても仕方がないということでもあるのです。
    だから、「やっちまったあ!?」と思ったら、即反省をする。しかし、次にその失敗をしないことしかできないのだから、「くよくよ考えても仕方がない。」
    がーっと落ち込んで、さっさと復活してもらいましょう。
    いい経験です。次にとりかえせばいいですから。