「中学受験で子どもと普通に幸せになる方法」カテゴリーアーカイブ

第22回 練習方法を考える

    「だから、これは覚えればいいんだよ」
    という学習内容があるとします。花のおしべの数でもいいし、歴史年号でもいいでしょう。しかし、その覚える方法は?
    書いて覚えなさい、という方もあれば、問題を吹き込んで、何度も聞かせるという方もあるでしょう。ここで、間違いは、「自分がうまくいった方法」を使うということなのです。お父さん、お母さんの受験の記憶は大方、大学受験か高校受験。ここでうまくいった方法が小学生でもやれるのか?というとそうではない可能性があります。
    で、覚えるということは結果が出ればいいのです。つまり覚えればいい。だからその過程は結果が出る方法を考えてあげることなのです。
    日本ハムファイターズの稲葉選手が低目を打つとき、たてぶりの方がいいのではないかと気がついた。と、その練習はどうあるべきか、どうすればそのフォームが身につくのか、コーチと相談しながら、練習方法から考えていったそうです。
    そう、練習方法から考えないと、うまくいきません。根性で覚えればいいんだ、なんて話はもうやめましょう。お子さんにとって一番良い方法を見つけてください。
    私がよくやった方法はクイズ番組を授業でやること。覚える範囲を決めます。そのやり方はもう、お任せ。
    で、クイズ番組をやるのです。第一問、「宮崎平野を流れる川は、・・・」
    「はい!」
    「大淀川」
    「ぶー!」
    「え、?」
    「大淀川ですが、では仁淀川が流れる平野は?」
    「はい!」
    「高知平野」
    「ずるいよ、ずるい」
    などといいながらやりますが、まあ、覚えることは覚える。なんだ、遊んでるんじゃないかって? その通りです。でも覚えればいいんです。覚えれば。

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8月過去問対策特別授業のお知らせ

田中貴.netでは以下の日程で、過去問対策授業を行います。夏休み以降、第一志望合格のために、過去問を学習することは非常に重要ですが、自分で学習することが多い分、そのやり方で学習効果が変わってきます。
特別授業では、それぞれの生徒が自分の第一志望の過去問を解きながら、どういうポイントに注意すべきなのか、何をどう復習すべきなのか、暗記分野をどう整理すべきなのかについて、実践を交えながら、田中貴が子どもたちに直接指導します。

指導時間が長くなっていますが、子どもたちが過去問を自分で解く時間と、それに対する田中貴の評価、ならびに個別の指導時間が含まれます。夏以降、効果的に過去問を自分で学習するやり方をここでマスターして、第一志望合格に役立ててください。

【日程】8月12日(水)13日(木)14日(金)
定員となりましたので、締め切らせていただきます。
【時間】午前9時~午後3時45分 (昼食休憩が11時45分~12時15分まであります。)
【会場】SHOZEMIエルフィー 慶應進学館 (東急東横線日吉駅下車徒歩1分)
地図

【定員】10名
【費用】24000円(消費税込)
【持ち物】第一志望の過去問(声の教育社版を推薦)、4教科ノート、筆記用具、昼食、飲み物
【お申し込み方法】以下のフォームよりお申し込みください。事務局より手続きの方法をメールにてご案内します。

8月特別授業お申し込みフォーム

第21回 1問に何分かけるか?

お子さんと勉強をしているとき、例えば算数の問題を解いているとします。

なかなかできない、そろそろヒントでも言おうかな?と思って声をかけると
「まだ、ちょっと待って」
といわれることがあるかもしれません。では何分待てばいいでしょうか?

私はひとつの目安が15分だと思っています。難しい学校の入試問題でもだいたい1問15分で想定してあるので、それ以上時間をかけるということは入試ではあまり現実的ではないでしょう。

ただし、15分はやはり待ってあげたいと思います。その間にいろいろな試行錯誤があって子どもたちの思考訓練はできているのです。だから一生懸命考えている限り、その時間は決して無駄にはならないのです。

問題は、それだけ時間をかけると予定の問題なり、宿題が終わらない、ということ。

しかし、ただ解き方を教えてもあまり、勉強にはならないでしょう。なぜなら、本人に発見がないからです。発見できれば、それは子どもたちの進歩につながります。解説を読んでも、苦労するから「なんだ、そういうことか」という発見になる。それが思考力をつける源です。

だからたくさんの問題を解けばいいという話ではありません。子どもたちの力を引き出すために、教える側の辛抱も必要なのです。

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