「中学受験で子どもと普通に幸せになる方法」カテゴリーアーカイブ
解けるはずだ
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中学の入試問題ですから、基本的には受験生が解けるであろう問題が出題されているはずです。
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しかし、子供たちには、そう見えていないことがよくあります。
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しかし、解けないと思ってしまうと、考え方が硬直してしまう。落ちてしまうかもと、悪い考えが頭をもたげてくるかもしれない。
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従って、これは解けるはずなんだと、しっかり思って解いていかないといけない。
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気合だ、というのもいいが、こういう冷静な考え方をしてほしいと思うのです。
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入試といっても、今まで勉強したことの中から答えられるものだ。
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試験に飲まれてはいけない。
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確かに入試は緊張感を生むとは思います。しかし、その中で自分がやってきたことに自信をもって、
「できるものを確実にとろう。最後まであきらめずに解こう。」
という姿勢が必要です。
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以前、こんな子がいました。
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国語、算数と終わって、算数を失敗してしまった。
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どう考えても、まずい。しかし、そこで考えた。
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「とはいっても、まだ理科社会がある。ここで、いい点をとれれば、まだ可能性は残っている。最後まであきらめないようにしよう。」
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そして、理科社会。精一杯解いた。今までにない、充実感があったそうです。
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帰ってきて私と答え合わせをしたところが、
「おい、すごいなあ。もしかすると満点かもしれない。これは逆転できたかもしれないぞ。」
ということになってきた。
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実際に合格していました。
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だから「しっかり解こう。解けるはずなんだ。」
という気持ちは最後までしっかり持って、入試に臨んでもらいたいと思います。
ベストゲームを!
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私は入試は試合だと思っています。
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2年~3年かけて、準備をしてきて、試合をする。
試合時間は準備の時間とはまた対照的に2時間から3時間で終わってしまう。
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しかし、そこに向けてこれまで相当のエネルギーをつぎ込んで準備をしてきたわけです。
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その試合に勝つためには、とるべき点はすべて取るということでなければならない。
手抜かりがあってはならないし、ミスがあってはならないのです。
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が、やはり子どものすること。そこにはまだまだ、失敗もあるでしょう。
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だから、入試は子どもの価値を決めるものではない。試合に勝ったからといって、この先が続かなければ、むしろ毒になることだってあるわけです。
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ただ、ここまでがんばってきたのだから、「ベストゲーム」をやってもらいたいと、思います。
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渾身の力を出し切った、という充実感は感じてもらいたい。
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入試の数日間で子どもたちはまた大きく成長します。これは1年分ぐらいの精神的な成長をすることがある。
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親としてはその成長をしっかり見守りながら、『ベストゲーム』の応援団長として残りの日々を大いに楽しんでください。
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今は、楽しむなどという気持ちにはなりえないかもしれません。しかし、後から振り返ると、その楽しさを実感するものです。
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新年、あけましておめでとうございますとともに、子どもたちに期待しましょう。
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「ベストゲームを!」
