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東邦大東邦、完全一貫へ

東邦大付属東邦中・高は、完全中高一貫教育実現のため、平成29(2017)年度より、高校募集を停止することになったそうです。

平成29年度からの高校募集停止について

現中3(平成26年度)、中2(平成27年度)、中1(平成28年度)の高校入試までは従来通り高校募集を続け、現小6が高校に上がるときに高校募集がなくなります。

中高一貫校は中学からの募集のみの「完全一貫校」と高校募集がある「一部一貫校」に分かれます。

一部一貫校には、高校受験で新たな生徒を迎え入れて、高校での活性化を考えるという意図がある一方で、高校から入る生徒を付属中学からの生徒と進度を揃えるためのダブルカリキュラムを作るデメリットがありました。

男子御三家で言えば、麻布、駒東は完全一貫校ですが、開成は一部一貫校です。開成でも完全一貫へ移行する意見がある一方で、高校からの生徒を迎え入れるメリットを主張する意見も根強くまだ完全一貫校にはなっていません。

近年、公立高校の大学受験の実績が好転し、みんなが同じスタートラインに立てる公立高校の人気が上がっているため、私立一貫校が高校から募集する意味が薄れ始めているのは確かでしょう。

千葉は公立高校受験のトレンドが強い地域でしたから、私立一貫校も高校の門戸を開いている学校が多かったのですが、これから完全一貫校へ転換する学校が増えてくるかもしれません。

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難しくなる学校

この10年、難しくなった学校に共通する要素として一番大きいのはやはり大学受験の結果でしょう。

学校は改革を進める場合、

1)大学受験のカリキュラムを明確にする。(学校主導のシラバスに変更する。)
2)生徒の成績管理を厳しくする。
3)設備を充実させる。

などを実行していきますが、大学受験の成果がでていないとあまり変わらない。逆に学校主導のシラバスでなくとも、放任型であったとしても大学受験の成果が出ていれば、やさしくはならないのです。

では、実際に成果が上がった学校は、何が違ったのか。

1つには子どもたちの動機づけをしっかりしたことが挙げられるでしょう。

大学受験の体制を整える、といったところで、子どもたちが本気にならなければあまり成果はでない。では子どもたちにどういう働きかけをしていけば、本気になってもらえるのか、ここを研究しない限り、いくらシラバスを作り直したところで成果は生まれないのです。

具体的な例としては、例えば先輩たちに今の仕事について語ってもらう。具体的にどんな仕事をするのか、それはどういう意義があるのか、その仕事につくためにどんな勉強をしたのか、なるべく具体的に語ってもらう。単に講演会形式で話すのではなく、例えばそういう仕事に興味のある子どもたちだけでクループディスカッションをする、みたいなところまで掘り下げます。

学校の先生は、そこまで詳しく語れないが、先輩たちは後輩たちのためにいろいろな話をしてくれるから、そこから子どもたちの動機が生まれます。さらに発展してそういう現場にも連れてってもらう。そうすることで、さらに子どもたちの目標が定まってくる。

定まってきて志望校も具体的に決まれば、今度は大学を見に行く。自分が勉強するにあたって、良い環境なのかどうかを見てくる。そこでさらに動機が強くなってきます。

そういうことを何度となくくりかえしながら、一方で勉強に対する取り組みを管理し、成績を上げるというようなことを具体的にすることでこれらの学校は成果を上げてきています。

予備校の授業やテストを組み込むぐらいでは、充分ではないわけで、そういう工夫を継続している学校はやがて5年後、10年後に成果を上げてくるでしょう。

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成城中学 第3回入試を新設

成城中学というと、成城学園と間違われる場合も多いのですが、こちらは男子校。牛込にある受験校です。

成城中学は陸軍士官学校・幼年学校への予備教育を行う学校でしたが、途中成城第二中学が併設され、これが世田谷区に移転して現在の成城学園になりました。

しかし、成城中学は牛込に残り、中高一貫校の大学受験校として活動を続けています。

成城中学には運動部も多く、ラグビー部もあります。ラグビーで言えば最近、人工芝化が進む学校のグラウンドにあってここは土のグラウンド。しかもかなりフカフカな感じがする土のグラウンドなのです。二十三区内では特に珍しくなったかもしれません。

今回の入試は第2回2月3日の定員を30名、2月5日に移しての実施。2013年のデータでみると、第2回入試は募集140名に対して受験者554名、合格者262名ですから約2倍の倍率は保っているものの、やはりレベルアップをしたいのと、2月5日に改めてチャンスを作ることで学校の認知度を上げることが目的なのかもしれません。

以前は結構交通が不便だったのですが、今は大江戸線牛込柳町駅ができたので、通学も楽になりました。

早稲田や東京女子医大も近く文教地区のこの学校はあまり目立ってはいませんので、機会があればご覧になっても良いかもしれません。

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