中学受験で子どもと普通に幸せになる方法」カテゴリーアーカイブ

夏合宿の話

最近では塾の合宿というのは、もちろん勉強だけでしょう。

私が学習指導会という塾にいたころ、夏期講習で勉強するのだから、合宿は遊びに行こうというものでした。ですから、高原にいって1日中遊ぶ。スキーゲレンデで宝探しをしたり、昆虫採集、運動会と、まあ遊べるだけ遊びました。

しかし、いつのころからか、合宿で勉強をすることが当然になってきて、今、遊ぶ合宿を塾がやることはまずないでしょう。でも、私からすると、いっしょに遊ぶということは教える上で非常に役立ったものです。

24時間いっしょにいれば、教室では見せない姿をいろいろと見せてくれます。子どもたちの性格もよくわかる。遊ぶということは、子どもたちの素が出るのです。そうすると、その性格を見ながら、指導法を考えることができます。

たとえば元気で活発に遊ぶ子は、エネルギーが大きい。だから、気がいろいろなことに向かいます。したがって欠点としては、ミスが多くなる。しかし、ミスを直そうとしても、なかなか直りません。細かいこともあまりできない。だから、先に自信をつけた方がいい。いいところを伸ばす、そしてそれをほめていく、その間に、ミスの原因をひとつひとつ修正していけば、確実にできるようになります。

またおとなしい子であれば、こつこつ積み重ねることを優先します。派手さはなくても、少しずつ積み上げていくことはできるので、小分けにして勉強をしてもらうという方法ができるのです。

合宿で勉強することは、悪いことではないが、せっかく24時間いっしょにいるので、まあ、勉強だけでない合宿というのがいいなあと私は思っているのですが。

これでわかる比と速さ中学受験DVD教材「これでわかる比と速さ」

↓ランキングに参加しています。よろしければ応援クリックをお願いします。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ
にほんブログ村

第48回 理科だって、式を書く!

6年生は、いま、力のつりあいが始まっている塾が多いのではないかと思います。

てこ、ばね、滑車、輪軸とテーマはいくつかありますが、計算問題は算数と同じ、だから式を書ききることが大事です。

つりあいですから、回転力がつりあう、上下の重さがつりあうということなので、等式が成り立ちます。

だから式を書ききることが大事なのです。わからない数をAとおいてもいいし、Xとおいてもいいでしょう。
そして、そこで成り立つ等式を考える。どこかがつりあえば、つりあいの等式ができるのです。あとはそれを解けばいいわけで、その結果としてAやXを求めていければミスも減るし、理解も深まります。

面倒に思って式を書かないと、ミスをするし、途中でわからなくなることが多々あります。理科計算も算数といっしょ。しかも、後からどう考えたのか、確認ができるのがメリットです。

入試は得点力の勝負。いかに、ミスを減らすかも大事な対策のひとつです。

式を書ききる練習をしてください。

これでわかる力のつりあい中学受験DVD教材「これでわかる力のつりあい」

↓ランキングに参加しています。よろしければ応援クリックをお願いします。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ
にほんブログ村

第47回 まずは復習できるノートを

子どもたちのノートを毎回の授業でのぞいています。

これは学年に関係ないことで、6年生でもいったいどうやって復習できるのか、疑問が残るノートを書いている子もいれば、5年生で実に見事なノートを書いている子もいるのです。

授業を受けて、一番大事にしなければいけないのは復習。

何をならったのか、どこがわかって、どこがわからないのか、その復習が、授業での成果を決めます。復習をきちんとしけいけば、それなりに残ることが、いったい何を習ったのか、よくわからないノートでは復習もままならず、結局積み残しが増えていくだけなのです。

少なくとも塾に通うようになったら、ノートはとってくるんだということをしっかり意識させなければいけません。問題を解く、理解する、その前提にノートを後で読んでわかるということが大事なのです。

字がきれいであることはもちろん大事なのですが、とにかくある程度読めれば、復習はできます。

復習ができない、というノートを書いているうちは、成績向上はあまりのぞめないでしょう。

これでわかる比と速さ中学受験DVD教材「これでわかる比と速さ」

↓ランキングに参加しています。よろしければ応援クリックをお願いします。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ
にほんブログ村

http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/23fc4a5bbf2af1342eca26396611cc1e/2d