中学受験で子どもと普通に幸せになる方法」カテゴリーアーカイブ

あがる子

試験であがる子がいます。

うちの教室にも1人。普通教室で過去問を解いたりしているときは、そんなにできないはずはないのに。しかし試験になると上がる。だから点数がまとまらない。

その子と今日話をしました。

「あがるでしょう?」
「あがる?」
「試験でドキドキする?」
「はあ、はい。少し。」
「どういう気持ちになってるの?」
「え?がんばらなくちゃとか、」
「できないといやだなあ」
「はい、それはそうです。」
「それだな」
「え?」
「テレビゲームやってるとさ、時間たつの忘れない?」
「はい。」
「おなかすくのも忘れたりして」
「はい。」
「そのくらい集中していれば、いいんだけど「できないといやだなあ」とか思っているうちに、頭が真っ白になったりするわけでしょ。」
「ああ、そうです。」
「できなかったらしゃあないんです。」
「え?」
「だって、しゃあないんですから。ホントに。」
「ああ、はい。」
「だから、問題に集中してください。試験中、余分な心配はしてはいけません。どれが解けるか、どうやったら解けるか、そこに集中しましょう。今度の模擬試験でやってごらん?」
「あ、はい。わかりました。」

ここまでくれば差はわずかです。精神的に「できる」と思わせなければいけませんし、気持ちがややもすると後ろ向きになる子は、なるべく背中を押してあげる必要があります。暗示も大事ですね。

長文を読む力

テストを受けてみると、国語の文章を読むのが間に合わないという子がいるでしょう。実際に模擬試験は、差をつけるためのテストですから、「あんなに忙しい入試はない」と思うくらい分量があります。しかも1つの問題が5点ぐらいありますから、1問間違えるだけでかなり差がついてくる、したがって文章を読むのが間に合わないということになると、実際に持っている力以下に判定が出てくるでしょう。ある試験では国語の偏差値が60近くあったのが、突然45になったりすることもあるのです。

で、こういうときに「早く読まなきゃ」と子供が思うと、もっと状況は悪くなります。なぜか?あわてて読むということは良く読まないということになるので、もっと間違えやすくなるのです。実際に普段の授業や過去問をやらせていて、文章を読むのが遅いなと思う子は、「あわてさせてはいけない」のです。

ゆっくり読む子はそれがその子のペースであって、そこから理解が生まれます。そのペースが狂えば、理解が進まないから、もっと点数が悪くなって、さらに自信がなくなります。それが「読むのが遅い」からだと思われて、またあわててやる、したがってマイナスのスパイラルにはまってしまいます。

模擬試験で間に合わなくてもあわてない、過去問が間に合えばよいのです。過去問でもすべて間に合わなくても、ある程度できれば合格点には届きます。何が得手なのか、何が素の力なのか、良く見極めてあげてください。勝負は自分の強いところで勝負をさせないと、なかなか勝ち目がありません。弱いところはある程度、弱いと考えて戦略を立てないといけないのです。つまりは「とれるところは確実にとる」ということです。

その子の持っているところをしっかりと見極めて、その上で今後の勉強法を考えてください。いずれにしてもそんなに時間があるわけではありませんから、優先順位をしっかり決めていくことが大事です。

相談メール

残り2ヶ月余りとなりましたが、最近6年生の保護者のみなさんからよくメールをいただくようになりました。

早めにご返信していますが、先日ある保護者の方とその後お目にかかって詳しくお話をする機会を持ちました。要は、塾では本人の志望校は無理だから下げた方が良いという指導をされているが、本人はどうしてもその志望校を受験したいということなのです。

成績から見ると確かに微妙なところではありますが、全く無理という範囲ではなさそうです。一方、来春5万人を越える受験ということになれば、ある程度しっかりとした学校別対策をしないと大変そうです。しかし塾では他のいろいろな問題を解くことばかりに時間がかかって、本人の受けたい志望校の勉強まで手が回らないのだそうです。

勉強の仕方を詳しくお話して、その後塾の先生にも面談してもらい、第二志望を下げることで第一志望受験のお墨付き(?)ももらって、塾のカリキュラムから少し離れて過去問の対策もできるようになりました。

残りの時間は少なくなっていますので、何か気になることがありましたら、遠慮なくメールでお問い合わせください。今のうちに手が打てればまだ良いかと思います。

私もなるべくお返事を急いでしていますので、どうぞお気軽にご相談ください。