中学受験で子どもと普通に幸せになる方法」カテゴリーアーカイブ

目標

中学受験の準備期間はやはり長いので、途中でいくつかの目標を作っておくと良いようです。

例えばテストの成績の目安でもいいし、あるいは偏差値でもいいかもしれません。ある目標をクリアしたら、次の目標を設定する。ついでに言えば、どの時期までに達成するか?ということも念頭にいれておくと良いのです。

私のクラスの目標で言えば、それぞれ子どもたちの受けているテストの科目別の偏差値を考えていました。科目別の優先順位があるために全体の偏差値は設定せず、例えば算数はどのくらいとれるようにしようとか、点数でいえばこのくらいできるようになろうとか、そういうことが具体的な目標としておいて、その上でそれを達成したという自信をつけさせていくことが大事なのです。

例えば算数の60点という点数は個々において、それほど高い目標とはいえないかもしれませんが、ある子どもにとってはなかなか取れない点数である場合、そこを達成できたらそれこそ大いに「ほめて」あげるべきでしょう。

その結果として子どもが自信を得て、次の目標に対しても積極的になればいいわけです。

中間的な目標をいくつクリアできるか>そのことが自信につながっていきます。高い偏差値である必要はなく、だんだんと上げていけばいいと考えてみればいいのです。

自分で学習する力

中学受験はもちろん、入試に合格することが第一の目標です。しかしその背後にもうひとつ大事な目標があります。それが自分で学習する力を身につけるということです。合格すると、当然、非常に僅差の集団の中で学習することになります。入試で勉強が終わるわけではなく、それからまた勉強が続くわけです。ですから、今度はきちんと自分で計画的に学習していかないと、あっという間に落ちこぼれてしまうことになります。

したがって、中学入試の準備をしつつも、また自分で学習できる能力をつけていかなければなりません。ところが、最近は私立に入った後、落ちこぼれてしまう生徒が増えているそうです。これは入試に向けて、親も塾もいろいろなことをしてあげた結果、合格はしたものの、「自分で学習する」力がつかなかったためにおきることなのです。土台、入試に合格したのだから学力がないわけではありません。しかし勉強できなければ、当然成績は上がらない、したがってついていけないということになるのです。

特に6年生は今後、自分で学習するということを特に意識させながら、受験勉強を続ける必要があります。そしてここが最も重要ですが、「自分で勉強する」ようになれば確実に「成績は上がる」ものなのです。

おけいこごと

5年生もそろそろ学習内容がむずかしくなって、時間のコントロールが必要になってきています。最近は子どもたちがいろいろなおけいこごとやスポーツをしていますが、5年生ではやはり受験に向けて多少のコントロールが必要になってくるでしょう。

特にスポーツはチーム全体のことがあるので、なかなかやめにくいという面があるかもしれません。ただやはりそこそこの勉強時間を確保できなければ、今後成績はなかなか伸びていかないでしょう。

かといって、すべてをやめてしまうのも問題があるでしょう。5年生では、すべてを受験に振り向ける必要はありません。むしろおけいこごとやスポーツが良い気分転換になってくれると思います。

だから、要はバランスなのです。学習時間がおけいこごとやスポーツのために確保できないというのは問題ですが、逆に勉強ばかりとすれば子どもたちは飽きてしまうでしょう。

私は週1回程度はやはりスポーツなりおけいこごとがあって良いのではないかと思っています。そして次第に勉強する時間を増やしていって、しっかりとした受験準備に入ってほしいと思います。