投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

覚えてないものを覚える

過去問やったり、摸擬試験を受けた後、復習してみると、知らない、覚えていないという知識が出てくるでしょう。

これを拾うのが大事です。

というのも、知らなかった、ということがわかっているから。

だから覚える。

覚える方法は暗記ノートを作ることです。

これは以前作り方を紹介しましたから、リンクを張っておきます。

塾の知識問題集は覚えていることが増えているでしょう。だから、逆に暗記ノートが大事になってくる。これは自分ができていない問題のデータ集ですから、こちらを徹底的に潰していく方が効率が良くなります。

結構作るのは大変ではあるが、明らかに後から役に立つので、しっかり進めていきましょう。


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お盆休みに方程式を教える

せっかくのお盆休み。

子どもが算数の問題を解いているのを見て、これは方程式で解けるだろう、というので、方程式を教えてあげる、というご家庭があるかもしれません。

私は別に止めないし、悪いことではない。

公文でさっさと中学生に進んでしまえば、当然すぐに一次方程式を勉強することになるので、別に教えてはいけないものでもない。

ただ、方程式を教えたら、算数の問題は解けるようになるか?と言われれば、ならないのです。

確かに解ける問題はたくさんあるでしょう。

でも、そう簡単にいかない問題もあるのです、また、方程式ができるようになるには、式の展開と正負の数と移項ができないといけない。

ここでミスを犯すことになると、かえってうまくいかないことになるのです。

中1になって方程式のところで、鶴亀算と同じだというので算数で解く子はたくさんいます。まあ、これも同じことなんですが、でも、数学の先生は叱るでしょう。

方程式で解きなさい、って。

まあ、算数はそこのところが自由で、どう解いても良い。別に方程式で解いても×にならないが、その分さらにできないといけないことが増える、と考えると、別にやらなくても良い、という結論になるのです。


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長い拘束時間はプラスとは言えない

6年生の2学期になって塾の回数が増えるのはまあ、よくあることでしょう。

しかし、わけがわからないような長い拘束をする塾も出てきます。

そうなると、本当に子どもが自分で勉強する時間というのはなくなり、また自分で工夫する余地もなくなる。

ここはもうちょっと、こうやってみようか、と考える前に、先生から「ああしろ、こうしろ」という指示が出ているから、逆に何も考えなくてもよくなってしまう。

共働きだと、つい、塾に行ってもらっていることが楽に感じるときがあるでしょうが、実は、子どもたちにとっては不合理なことが多いのです。

本来二学期は詰めの時間。夏休みよりも、秋の時間の方が子どもたちの力に差が出ています。

だから合理的に時間の使い方を考えるべきなのです。

むしろ塾を減らして、自分で勉強する時間を増やすべきで、「塾に行きたくない」と子どもが言い出す時期でもあります。

なので、もう一度長い拘束時間を考え直してください。

子どもたちはもう充分に自分でやっていけるはずですから。


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