■ お得な学校、という言い方があるようですが、これはどうも合格偏差値の割に有名大学への進学率が良い学校、という意味のようです。確かに進学実績というのは気になるところではありますが、それが子どもに合うかどうかはわかならい。
■ 往々にして、進学に熱心な学校は管理型になりやすい。特に中堅校においては、入ってくる段階での成績を何ランクか上げていこう、ということなので、細かいカリキュラムのもとで成績管理をして、補習もやる、という体制をとる傾向があります。また組み分けテストとまでは行かないが、習熟度別にクラス編成をして、多少なりともお尻を叩く。これが子どもたちには何ともしんどい。
■ 考えてみれば、中学受験を始めたのが4年生の最初。そこからおよそ3年間、組み分けだ、模擬試験だ、とやってきているわけですから、せっかく中学に入ったのだからしばらくはのんびりしたい。
■ ところがそうはいかない。しかし、子どもは反抗期に入るから、学校の先生とぶつかったりすることもある。これが度を過ぎると、やはり学校に行きたくなくなる。せっかく入ったのが子どもの成長にプラスになりません。
■ 学校選びはそういう損得よりは、むしろ子どもに合うかどうかを考えた方が良いと思います。中学の間は多少、のんびりしててもいい。その分、クラブ活動をやったり、自分の好きなことをやりながら、だんだん将来に対する夢や希望が固まってくれば、そこからがんばればいい。
■ 最初から追いまくられれば、当然、そんな余裕はないから、本来見えなければいけない自分の将来が明確にならない。だから、数学ができないから文系、とか、目先で方向性が決まってしまうところがあるのです。3年も受験勉強したのなら、そこでしばらくのんびりして、適度に勉強もして、さて次にどうするかをじっくり考える時間があってしかるべきでしょう。お子さんが先先、本当に伸びる学校とは何か、をしっかり考えてあげてください。
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
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