■2009年の文部科学省学校基本調査で、初めて4年制大学の進学率が50%を超えました。1999年の進学率は38.2%でしたから、10年で12ポイントの上昇。2人に1人が4年制大学に進学しています。2012年の調査数字で見ると、50.8%。収容率は92.4%で、志願者が60万人程度ですから、浪人しているのは約5万人程度になります。
■6年前の中学受験率は首都圏で14%程度でしたから、全員が私立・国立中学に進学したとしても36%は高校受験から大学に進学したことになります。(全国平均で計算しているので、本当はもっと高い数字になるでしょう。)
■つまり20人いる高校3年生のうち、10人が4年制大学に進み、そのうち2人が中学受験をし、8人が高校受験をして大学に進んだ、ぐらいのイメージではないかなと思うのです。だから、中学受験でなければいけない、ということではない。
■中学受験のメリットは中高の6年一貫教育が受けられること、お父さん、お母さんが受験に関与して子どもたちの負担を軽減できること、などがありますが、一方で経済的負担も大きいし、また子どもが小さいので全員に向く受験というわけでもないのです。
■一度中学受験の準備を始めてしまうと、途中で止めることにはある種の恐怖感が出てくる場合がありますが、全体の数字で見てみれば決して大きな数字ではない。先先にまだまだチャンスは多いので、子どもたちの負担があまりに大きかったり、ペースがつかめないようであれば、無理をすることではありません。
■勉強を進めることは当然重要なことですが、子どもの成長にマイナスになりそうだ、と考えられるケースもありますから、無理はしないことだ、と思います。
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
雑な勉強方法を脱する
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