■新学年が始まって3ヶ月経ちました。(塾の新学年は2月から始まります。)担任の先生に学習相談をなさいましたか?できれば3ヶ月に1度は、ぜひ塾の先生に会って子どもの様子を聞いてみるとよいでしょう。
■実際は、復習重視の勉強のやり方の塾なのに、予習をがんばってしまい時間がなくなり、親子とも、クタクタになっていたりするものです。私の経験でもお母さんと話をしていくうちに、そういうことがわかってきて、勉強のやり方をもっと効率よくできたり、あるいは子どもの負担を軽くできたりしました。
■ところがシステムとして面接がある塾は良いのですが、そういうシステムがない場合はどうすればよいでしょうか?成績別にクラスを分け、しかも教科の先生が全部違うような塾では、誰に相談してよいかわからないという声をよく聞きます。
■でも、それで遠慮してしまっては、子どもの勉強が効率よくならないし、かえって遠回りをしてしまうこともあるのですから、事務室や室長の先生に相談してみてください。内容のしっかりした塾では、それなりに先生が子どもたちのことをわかっていますから、良い話が聞けるはずです。あまりしつこいと子どもに「何かあるといけない」と思われる方もいらっしゃるようですが、そんなことを気にしなくても大丈夫です。
■自分の子どものことを誰がわかってくれているのか、相談すればよくわかります。誰もつかんでくれていないという塾は、子どものためになっているのか、もう一度、検討してみた方が良いでしょう。
(平成14年4月29日)