難問を解く練習

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算数では、ある程度、標準的な問題や基本問題ができるようになってはいるものの、難しい問題がなかなかできないというお子さんがいると思います。標準的な問題も出してくれればいいが、筑駒や開成、麻布のような難しい問題しか出ない学校では、難問を解かなければ合格にはならないでしょう。

昨日、荻窪でも特訓が始まりましたが、2時間の授業の間に解説まで含めてできた問題は6問程度です。もちろん、子どもたちが考えている時間があるからですが、難しい問題になればなるほど、やはり時間はかかるもの。だからすべてのパターンを教え込むなどということはできません。ただ、過去問はやれているので、さらに発展して考え方、とらえ方を教えています。

ただよく思うのは、難問というのは実は問題文がむずかしい。問題文の内容の意味がとれると、「なーんだ」と簡単に解けていくことも少なくありません。

あわてて解こうとするあまり、問題文を読み違えてしまうことがあるものです。

だから難しい問題を解く練習をするときは、あまり問題数にはこだわらず、じっくりていねいに解く練習をしてください。そして、解き方をていねいにノートに書いていきましょう。図、式、グラフ、自分でていねいに書けるようになると、正解率は飛躍的に上昇します。

何事もそうですが、基本となる学習能力がしっかりしていないと、なかなかのびませんから気をつけてください。

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