スポーツや習い事をいつまでやるか?

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夏休みが近いのでサッカーや野球をやっている子どもたちは試合が多い。あるいは合宿もあるかもしれないので、なかなか勉強とスポーツの両立が大変になる時期でしょう。

最近、よく耳にする話としては5年生の夏休みまでスポーツや習い事をやって、それでしばらくやめる、というパターン。

夏は大きな大会がある競技が多いので、そこまでやって、あとは受験勉強に、というのは一般的な話になってきたようです。ただ、エース級の子どもはなかなか抜けにくいという事情はあるでしょう。彼中心のチームだから、と言われてしまうと、なかなか抜けにくい。本人もまだ、やりたいという気持ちが残っている。こうなると、やめてもあまり勉強に集中できない、ということもあるようです。

確かに5年生の夏は、ひとつ区切りがついてよい時期ではないかと思います。勉強はこれからかなり山場になってくるので、それに集中した方がよい。ただ、気持ちが競技や習い事から離れない子はむしろやった方が集中して良いという場合があるのも事実なので、良く本人と話し合っていくことが大事です。

6年生の夏まで競技を続けて、合格した子どもたちはたくさんいますが、彼らに共通する部分は、その分他のことをしっかり我慢できたという点。サッカーと勉強をとった以上、それ以外のことはしっかり我慢して、その代わりサッカーと勉強に集中する。そういう気持ちが強い子は、時間的に多少大変でもそれなりに努力を続けられるし、やはり競技で他の子どもたちとはまた違った経験ができる分、それは入試という試合でも良い結果をもたらしてくれることが多いようです。

この時期だからやめなければいけない、ということは、私はあまりないと感じています。やるのであれば、他のことを我慢する、という切り替えさえできれば、それなりに勉強に集中する時間はできるし、それがまた本人の精神的な成長につながっていることは確かなので、良く見極めてあげてほしいと思います。

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