中山文部科学相は中央教育審議会総会で、「ゆとり教育」を柱とした現行の学習指導要領について、今年秋までに全面的に見直すよう要請しました。「ゆとり」の象徴的存在である「総合的学習」の適正な授業時数を検討するよう求める結果となり、指導要領は、早ければ06年度にも改訂されることになるそうです。
これまで30年間やってきた「ゆとり教育」を審議会が全面否定することはありえないので、時間数
の見直しなどが行われるものと思いますが、学習時間数が圧倒的に減少しているので、その部分は
小手先だけでは解決しないでしょう。
今年秋にも出る答申に注目したいと思います。