ある塾の組み分け試験の受験者総数において、6月と9月で大きな差が出ている、という話を聞いたことがあります。
実は夏休み以降、学校別の対策を保護者が考えて、いろいろとスケジュールの移動が起こってくる。
別に塾を辞めた、というわけではないが、日曜日は違う塾の学校別に行く、とか。あるいはスケジュールで個別授業を選択したので、組み分けを受けなくなった、とか。まあ、いろいろ理由はあるわけですが、ただ受験者総数が大きく変わると、偏差値の信憑性は揺らぎます。
同じ母集団ではないから、必然的に位置がどうなるのか、はっきりしなくなる。だから、いろいろな摸擬試験を受ける必要があるのです。
模擬試験によって母集団は異なるので、偏差値が変わることも良くある話。「この試験だと、偏差値が下がる」というのは何も子どもの問題の出来ばかりが原因ではありません。
親としてはそのデータをしっかり掌握して、子どもの力がどの辺にあるのか、しっかり見定めておく必要がある。ただ、持ち偏差値のように1つの数字で計れるものではありません。だいたいこのぐらいと幅を持たせておくと、良いでしょう。
子どものすることですから幅がある。上に出ればこのぐらい、下に出るとこのぐらい、というのを模擬試験のデータから数値化していると、併願校を決めていくのに便利でしょう。
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