第358回 プレッシャーとの戦いを制すには

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■ 冬期講習が終わると、もうすぐ入試が始まります。

■ この時期はよく子どもたちを見ていてください。だいたいプレッシャーがかかっている。ふとした瞬間に「落ちたらどうしよう」という考えが頭をもたげてくる。問題ができなかったらいやだなあ、という感情が出てくる。そうなるとどうも体調に影響する。おなかを壊す。眠れないから、昼間に眠くなる。まあ、それもこれもプレッシャーからくるものでしょう。

■ 親の方もそれを見て、何とかしなければいけない、と思いがちなのですが、そうなるとまた、子どもにプレッシャーを与える。「やはり僕はできないのか。」と思わせてしまうことになるからです。

■ これからやらなければならないことは、本人が持っている力を存分に発揮できるようにすることです。だからといって、腫れ物にさわるような状態でもいけない。

■ ポイントはひとつ。落ちることは悔しいことではあるが、恥ずかしことではないし、みっともないことでもない、ということを教えておくことでしょう。実際に3倍の競争率になれば落ちる子の方が多いのです。僅差の勝負ですから、負けることも当然ある。しかし、負けても次に向かってがんばって勝ちにいくことが求められるのだから、みっともない、という思いがあってはいけない。

■ 小学生にとってはなかなかの試練ですが、それを乗り越えるために親はしっかりフォローしてあげる必要はある。別に合格しようと落ちようとウチの子に変わりがあるわけではないので、いつでもしっかり応援してあげる、ということを伝えておけば良いのです。

■ あとは本人に任せましょう。試験会場には入ったら本人がやるしかないのですから。


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