2018年洗足学園の問題です。
園子さんは夏休みに木炭を使ってバーベキューをしました。
I. 園子さんが木炭の作り方を調べてみたところ、次のような装置でわりばしから簡単に作れることがわかりました。
(1) ガスバーナーで加熱を始めると、ガラス管の先から自いけむりAが出てきました。ガラス管の先に火をつけると、燃えました。けむりAの名前を答えなさい。
(2) Bの部分には黒っぼいねぼりのある液体と薄い黄色の液体がたまりました。
1 黒っぼいねぼりのある液体を何といいますか。
2 薄い黄色の液体にBTB溶液をたらしたら、色は何色になりますか。
(3) この実験を行うときは、試験管の口の方を少し下げます。その理由を、説明しなさい。
Ⅱ.Iの結果、ガスバーナーで十分に熱した後、試験管に残った固体が木炭であることがわかりました。園子さんはいろいろな重さの木炭を燃やし、発生する気体の重さを調べ、その結果を次の表にまとめました。ただし、木炭を燃焼させた後には、何も残らなかったものとします。
(4) 木炭を燃やして発生した気体の名前を漢字で答えなさい。
(5) 表中のCにあてはまる数値を答えなさい。
(6) 木炭を燃やして発生した気体が143gであったとき、木炭を何g燃やしたことになりますか。
(7) 15gの木炭を燃やすのに必要な酸素は何gですか。
(8) 木炭は燃やす以外にも利用されています。何に利用されているか、もっとも適切なものを次より1つ選び、記号で答えなさい。
ア.墓石 イ.磁石 ウ.脱臭剤 エ.黒板
【解説と解答】
(1)木材を乾留したとき出る気体は木ガス。
(答え)木ガス
(2)液体は木タールと木酢液、粘りがある方が木タールで、木酢液は黄色。
(答え)1 木タール 2 黄色
(3)出来たものを加熱部にとどめると試験が割れる可能性があるから。
(答え)試験管が割れないようにするため。
(4)木炭を燃やしてできる気体は二酸化炭素。
(答え)二酸化炭素
(5)比例しているので、22×3.5=77
(答え)77
(6)143÷22=6.5倍だから木炭も6.5倍。6×6.5=39g
(答え)39g
(7)15gの木炭を燃やすと55gになっていますから、40g増えます。したがって酸素は40g
(答え)40g
(8)木炭は脱臭剤として使われます。
(答え)ゥ
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