志望校の選び方-2-

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入学した後最低6年間通学しなければなりません。したがって自宅からの通学時間はもちろん、考慮にいれなければなりません。クラブ活動のことを考えると、朝練もあるので通学時間は1時間以内にしておく必要があります。1時間を越えると、中1、中2のころはかなり体力的に消耗することになります。ですから自宅から1時間以内という目安で学校をリストアップします。

受験校か付属校か、管理型か放任型か、そして通学時間を1時間以内ということで選定すると、かなり学校は絞られてくると思います。これらの学校について、これから調べていきます。

学校の内容を知る上でまず重要なのが学校説明会です。説明会ではその学校の指導方針、教科内容、学校生活、クラブ活動、進学指導など細かく説明してくれますので、まずその内容を確認することです。特に重要なのが学校の指導方針で、どういう点を重要視しているのかに注意してください。

例えばあまりに進学指導に力をいれていると、生徒の将来や可能性を伸ばすということよりも、大学進学実績のことばかりに注意が行って、進学できそうな子にとってはかなり大変な勉強をさせられることになるし、そうでない子はほっとかれる可能性があるのです。中高の生活でで最も大事なことは、いろいろな教科、科目を経験しながら自分の好きなもの、得意なものをみつけていくことにあります。したがって成績ばかりにこだわられてしまうと、本当に子供の将来につながる可能性を見過ごされてしまうことになりかねません。その意味で校長先生の話は大事なポイントです。どのような方針で学校の運営されているのか、しっかり聞いておきましょう。

中高の子どもたちの生活の中でかなりのウェイトを占めるのがクラブ活動です。子供たちはクラブを通じて先輩、後輩との付き合いを広げ、社会性を身に着けていきます。その意味では、子供たちがやりたいクラブがあるかどうか、またその活動が活発なのか、そうでないのかなどもしっかり確認してください。

子どもによっては、何よりその部活に入りたい、というのが志望動機になることがあります。しかし、受験勉強するのは本人ですから、動機が曖昧であるよりはよほど良いのです。最近はグラウンドに芝生を採用する学校も増えてきましたが、それで一気に志望熱が高まった子もいます。

もし観戦できる対外試合があれば、見に行くのも大事な受験勉強のひとつでしょう。


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