入試の日、集合時刻のどのくらい前に着けばいいか、というのは難しい問題です。
普通に考えれば20分前ぐらいに着けばちょうどいい。
あまり早く行きすぎて待ち時間が長くなるのは、やはりあまりよくない。子どもたちが緊張する時間が長いわけだから、待ちくたびれてしまう。
しかし、一方で多少、電車が遅れても充分、という時間にはしておきたい。
ということを考えると、やはり30分というのがひとつの目安になるかもしれません。
例えば8時半が集合時間だとすれば、8時に到着する、というイメージ。
8時半が集合時間であったとしても、8時半に試験は始まりません。
そこから、点呼、試験を受ける上での注意事項などの説明があって、そこから20分か30分経って試験が始まる。
ということは30分前に着いても試験まで1時間近くは空いている、ということになります。
だから、これ以上前に行くと、さらに待ち時間が長くなるので、子どもたちが疲れてしまう。
確かに人身事故などがあって、電車が止まることは充分考えられるわけですが、しかし、公共交通機関が止まれば、学校はそれなりに対応することになっているので、あまり早く行きすぎる必要はないのです。
もちろん、2通りぐらいの行き方を調べておく必要はあるかもしれません。
それよりも、近いから、あるいは便利だからというので自家用車を使ってはいけません。
これは、渋滞にはまって、あるいは事故にあって遅刻した、といっても、それは時間調整の対象には本来ならない。
多少不便であったとしても、公共の交通機関で行くということは大事なことです。
まあ、もちろん最寄駅まで車、というのはかまいませんが。
いよいよ試験が始まっていますので、細かな準備を粛々と進めてください。
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