それぞれ戦略があっていい

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中学受験をしよう、と思った段階で、すぐに塾に入れる必要はありません。

中学受験の出題範囲は確かに広いが、ある程度いろいろなことができるようにならないと、理解する範囲を広げることはできない。その基礎学力をまずつけなければいけません。例えば文章を読む力や、分数、小数の計算などができないまま進むと、当然、いろいろなところで停滞してしまう。だから、まずその力を蓄積する必要があるのです。

その力をどうつけるのか、ということでも、いろいろ戦略はあっていい。

最初から大手の塾に行かずに、まずは基礎力をつくるために個人塾や通信教育などを利用する手もあるでしょう。

塾ではなくて、家でお父さん、お母さんと参考書や問題集を使って勉強を始めて行くのもいい。自分のペースでできて、自信がついてからでも塾を始めて遅くはありません。

子どもの現状に合わせて、今優先すべき課題を考えるべきなのですが、塾はどちらかといえば全員を同じシステムに載せていくことを考えるので、それぞれの課題を克服できないままに進むケースが多くなります。

で、そのためにはやはり他の塾や専門家に話を聞いてみるのも良い方法だと思うのです。その上で我が家なりの戦略を実行してください。

田中貴.com学習相談


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