第240回 中学受験は「できる範囲」で目指すもの

Pocket
LINEで送る

■ 中学受験は12歳の子どもたちがやる受験ですから、大学受験のようにみんながすでにある程度体力が備わっているわけではありません。しかも、みんな成長過程。新陳代謝が活発で、十分な休養や睡眠が必要な時期でもあるのです。だから、その時期に十分な睡眠が不足したり、体を壊したりすれば当然のことながら、先先に問題が生じる可能性がある。

■ だから、「できる範囲」で準備をすればいいし、その範囲で合格を目指すべきである、という前提がないといけない。これは家庭がしっかり思っていないといけないことです。

■ ところが、これから先の時期は、当然残りの時間も短いし、合格したいし、合格して欲しい、と思うからついムリがまかり通る。「できる範囲」を逸脱する。まあ、残りわずかだから・・・ということになるわけですが、しかし、そのムリがやはり問題を引き起こすことも十分に考えられる。

■ 合格のために何でもしていい、というわけではないのです。しかも子どもたちは、そういうことがよく分からない。追い詰められれば何とかしようと思うかもしれない。むしろそれにブレーキをかけなければいけないのは親なのです。

■ 中学受験はあくまで「できる範囲」で目指せばいいもの、であって、成長や健康を犠牲にするものではありません。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
パターン化しなくていい


5年生の教室から
5年生の秋に第一志望を決める(1)


中学受験 算数オンライン塾
10月5日の問題


新6年生を募集中です。




にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村




Pocket
LINEで送る