2016年暁星中学の問題です。
図のように、つるまきばねにおもりをつり下げると、ばねがのびます。このとき、元のばねからのびた長さのことをばねの「のび」といいます。ばねののびはおもりの重さに比例します。
図1のように、あるつるまきばねに120gのおもりをつり下げたとき、ばねののびは6cmになりました。図2~図10において、ばねはすべて図1のばねと同じばねであり、図1のおもりと同じ形のおもりの重さは図1と同じで120g、おもりの体積は40cm3です。つるまきばね、フック、滑車、棒、輪じく、糸の重さは考えなくてよいものとします。図はすべてつりあって、とまっているものとします。
これについて、以下の問い(1)~(7)に答えなさい。
(1)図2~図4について、ばねB、C、Dののびはそれぞれ何cmですか。
(2)図5のように、台の上に水そうに入れた水をおき、下のおもりをすべて水の中に沈めました。また、おもりは水そうの底にはついていないものとします。このときばねEののびは何cmですか。
(3)図6について、ばねFとばねGののびはそれぞれ何cmですか。
(4)図7について、ばねHののびは何cmですか。
(5)図8について、おもりKの重さは何gですか。なお、輪じくの大きい車と小さい車の半径の比は2:1とします。
(6)図6のおもりの重さだけかえて、図9のようにしたところ、ばねはあわせて40cmのびました。また、おもりの重さはあわせて480gでした。このときのおもりMの重さは何gですか。
(7)図10のの水そうの中にはある液体が入っています。図5と同じように、おもりはすべて液体の中に沈められており、水そうの底にもついていません。輪じくの大きい車と小さい車の半径の比は7:5とします。このとき、この液体の1cm3の重さは水1cm3の重さの何倍ですか。
【解説と解答】
(1)両方からひっぱられても、これは図1と同じになるのでB=6cm
ばねCでばねの重さは考えないので、6cm
ばねDは半分になるので、3cm
(答え)B 6cm C 6cm D 3cm
(2)図5では40gの浮力がかかるから、120×2-40=200gになるから、6÷120×200=10cm
(答え)10cm
(3)ばねFは120×2=240gかかるので、6×2=12cm
Gは120gだけだから6cm
(答え)F12cm G 6cm
(4)120gの半分がかかるので3cm
(答え)3cm
(5)ばねJには80g、おもりKは40gになります。
(答え)40g
(6)ばねLは480gかかるから、24cmのびるので、下のばねは16cmのびます。したがって下のおもりは、120÷6×16=320g
Mは480-320=160g
(答え)160g
(7)120gを7:5にわけるので、液体の中に入っているおもりを支えるひもには50gかかります。
したがって浮力は120-50=70gかかるから70÷40=1.75g
(答え)1.75倍
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