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学校によって、調査書を用意しなければならない学校と、通知表のコピーで済む学校があります。
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しかし、この調査書や通知表、当然子どもの成績や普段の素行についての評価があるため、やはり親として
「どのくらい合否に関係があるのだろうか」
という点は心配になるでしょう。
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一般的に、まずなぜこれらの書類がいるのかといえば、
「在籍確認をする資料が必要である」
という点です。
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当然新中学1年生であるということは、現在6年生であるということが証明されていなければいけません。
まあ、中学受験で替え玉受験というのは聞いたことがあまりありませんが、しかし親が書いた書類だけで判断することはできないので、通知表や調査書を提出するわけです。
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次に出席確認という面があるでしょう。
在籍しているのはわかるが、出席しているのか?
出席していなければ、今後、中学に進学しても出席しない可能性があるわけで、そこは確認をしておく必要が中学側にもあります。
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では、成績は?
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成績は自分のところの入試で判断します。だから入学試験をするわけで。
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まず一切考慮に入らないといえるでしょう。
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では、素行は?
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よほどひどいこともで書いていない限りスルーされるでしょうね。小学生がいたずらをする、ぐらいのレベルのことは、当然ありますし、また担任との折り合いが悪い場合もあるでしょうから、そこにもあまり重点が置かれていないのが、ほとんどの学校ではないでしょうか。
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不合格になるのは、ほぼ「入試の成績が悪かった」からですから、調査書については、あまり気にされないことだと思います。