第205回 PISA型への対応

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◾️ ここのところ知識の問題ばかりではなく、PISA型のような思考力を問う問題を出題したい、みたいな説明をよく聞きます。特に理科、社会の先生はこれを考えてることが多いと思うのですが、その典型が資料問題です。

◾️ 特に多いのは統計資料を読み取る問題。統計資料というと、現代の資料を考えがちですが、最近多いのは過去の統計。例えば明治時代の貿易統計から何が読み取れるのか。歴史の知識を合わせて考えると、いろいろな考えが浮かんできます。

◾️ その基本となるのが、統計の見方。グラフや表を読み取るなんて、それほど難しいことではないと思いがちですが、結構、みんなちゃんと読んでいない。やはり面倒なことに思えるようです。

◾️ 理科でもA欄とB欄の数値の差を出せば、簡単に比較できるような問題ができていなかったりする。で、そういう問題はやはり一回まとめてやってみることが大事です。そういうときに便利なのが電話帳。

◾️ 今年各校で出題された問題を網羅しているわけですが、それをかたっぱしから見て行って統計が出ている問題だけひろってやってみる。このかたっぱしからひろう、という作業自体がすでに資料を読み取る問題になっているところがあって、さらにそこから自分が不得意だと思うような問題をピックアップして練習すると、さらに効果があります。

◾️ ちょっとまとめた時間を作って、ぜひやってみてください。PISA型の対応、はそれでかなりできるようになります。

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