第165回 子どもの力を信じる

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■ まだ子どもたちは12才ですから、なかなか期待通りにいろいろなことができる、というわけではないでしょう。しかしながら、結構すごいことができるようになった、という事実も厳然としてあるのです。

■ ついこの間までできなかったことがどんどんできるようになっているし、いろいろなことを覚えている。親が知らないことも結構知っているでしょう。それなりに本人たちはがんばっているのです。

■ 子どもたちにはたくましい部分とあやうい部分の両面があります。これは12才ですから当たり前の話。で、親としてどっちにスポットライトを当てればいいかといえば、それは自明であって、本人のたくましい部分を見ていればいいのです。

■ あやういところを見ていれば、何もかもあやうく見えてきます。しかし、親は入試会場に入っていけるわけではありません。本人たちが問題を読み、問題を解いてこなければならない。だとすれば、本人たちに任せる部分がもう大きくなっていなければならないのではないでしょうか。

■ この時期、よくお母さんたちに「『ウチの子だから、何とかする』とまず親が思わなければいけない」というお話をしていました。そういう気持ちで子どもたちに接していれば子どもはやはりしっかりするものです。

■ 振り返ってみて、元気なお母さんの子どもはどちらかといえばおとなしい。おとなしいお母さんの子どもは結構元気である、という法則がありました。「私が何とかしなきゃ」と思えば。当然子どもは「お母さんが何とかしてくれる」と思うもの。逆に「これはボクがしっかりしないと」と思う子は自分でがんばるものなのです。

■ 以前、親が手を引かないと行けない、場面もあるとお話をしましたが、本当はそうならない方が良いに決まっているのです。もし、子どもががんばれそうだと思うのであれば、ここは子どもの力を信じましょう。

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