第160回 どこまで手を出すか

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■ 入試は本人が受けるものです。実際に入試会場に連れて行って、後はもう本人が試験を受けてくるだけ。親としてはそれ以上はもう何もできません。

■ したがって入試を迎えるまでの準備も、それこそ本人がいろいろやるのが本当は望ましい。しかし、すべて本人ができるわけでもないので、お父さん、お母さんの手伝いが必要になる。で、ここまできて幼いという子も中にはいるので、いざとなったらある程度親が手を引っ張って入れる、みたいなことも必要かもしれません。

第156回 手を引っ張って歩くか、それとも手を離すか

■ しかしながら、腹はくくったものの、やはり本人がそれなりにやっている、ということであるならば、そろそろ後ろに控えるというのも悪い手ではないのです。で、そう決めたけれども、しかし、やはりお父さん、お母さんの動きを見ているとやはり「やりすぎ」が目につくものです。

■ このくらいは、と思っているのがどんどんエスカレートしていくものなのです。だから、ちょっと控えめ、親としては不満だが、まあ、このくらいでやめておこう、ぐらいで手を引っ込めた方が良いかもしれません。

■ 親は子どものことはいくつになっても心配だから、ついいろいろ、やりたがるところはあるのだけれど、もうここまで来たら手を出さない、という覚悟を決めてもいいかもしれません。

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