第156回 手を引っ張って歩くか、それとも手を離すか

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■ 小学校6年生というのは、やはり精神的な成長にだいぶ個人差があります。これで同じ入試を受けなければいけない、というのはなかなか苦しいと感じることもありますが、しかし、こればかりは仕方がない。その子の持っているもので最後、勝負するしかないわけです。

■ で、その状況によって、お母さんが手を引っ張っていく、というスタイルもあり得るし、もう後ろで見ているしかない、という場合もあるでしょう。それはそれでどちらもあり、だとは思うのです。まあ、手を引っ張っていっても、これが最後、になることは多いのですが、しかし、どっちでなければいけない、という議論は本当はない。

■ もう6年生でしょ、って、その通りですがやはりまだまだ幼さを感じる子は多いわけで、それが一人で戦えるか?といえばそうでないこともあるでしょう。だったら一緒に手伝ってあげていいのです。一方で、しっかり反抗期が始まっていて「自分でやるからいい」とか「うるさい」とか言ってる子は、もう後ろで見ていた方が良いでしょう。

■ 問題は、そういう判断をお父さん、お母さんが的確にできるか?という点でしょう。もう一人で歩きたいと思っている子の手を引っ張ったら、そりゃあ、いろいろ事は起こる。親からすれば全員、子どもです。でも成長の過程はいろいろだし、しかもこれからどんどん一人でやってもらわないといけないことは多いのだから、できるならば手を引っ張らない方が良いかもしれない。

■ 一方、手を引っ張らないと動かない、という子もいるのです。だから、ここに王道はない。お父さん、お母さんが子どもたちの様子を見て、あと100日、さあ、どうするか、と腹をくくってやり方を決めてください。

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