第137回 模擬試験の受け方

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■ 模擬試験は、各塾ともいろいろな種類があります。今の時期は、記述式、選択式などの問題を配置してその適性を見るテストなどが行われていますが、7月からはいわゆる合否判定テストというのがあり、秋以降は学校別模擬試験というのも始まっていきます。

■ 合否判定テストというのは、すべての学校の合否を1種類のテストで決めます。本当は、いろいろな学校別の出題傾向があるわけですが、そういう傾向はなるべくならして入れて、いろいろな問題を解いてもらう。そして、それを順位づけして正規分布とみなして偏差値を付けます。ある学校の80%偏差値が65だから、合格可能性は何%みたいな判定をするわけです。ちなみに合格偏差値は今年の合格者の成績をデータ化して、全体の80%が合格しているラインを80%偏差値と決めています。

■ 合否判定テストは、いろいろな学校の判定を行うことが出来るので便利なのですが、その分いろいろな要素を盛り込まなければいけないので、問題数が多くなります。こんなに忙しい入試問題はあまりないでしょう。しかし、差をつけなければいけないので、こういう風に作られている。ある意味、実際の入試からかけ離れてしまうが、その分、ひとつのものさしで合否を計ろうとするわけです。

■ 一方で学校別のテストは、その学校の出題傾向に合わせたそっくり問題で力を試します。だから合否判定テストよりはより厳密に合否判定ができるわけですが、しかし、すべての学校に学校別模擬試験があるわけではない。だいたい塾がやっているのは有名校ばかりなので、自分の第一志望の試験がない、ということもあり得るわけです。

■ で受け方としては、まずは学校別の模擬試験を中心に考えるべきでしょう。例えばAという中学の学校別模擬試験があるのであれば、それを中心に組み立てて、それ以外に6年生の9月から3回程度、学校別ではない「合否判定」テストを受験するとバランスがとれると思います。

■ 本来は第一志望の入試に合格すればそれでいいわけだから、優先順位とすれば学校別の模擬試験が一番大事。しかし、すべての学校にあるわけではないし、また「抑え校」などの選択もしなければならないので、合否判定テストのデータも必要です。ですから、これも合わせて受ける。

■ となると、毎月模擬試験だけで2回ぐらいは週末が使われることになるわけです。で、どの塾もこれから日程を発表していくでしょうから、そろそろスケジュールを考えていくといいでしょう。合否判定テストについていえば、同じ塾の試験を2回、他の塾の試験を1回ぐらい受けておくと、参考にするデータとしてはちょうど良いと思います。1つだけにすると、塾の受験者の傾向に左右される場合がありますので2つの塾の試験は最低受験しておくと良いと思います。

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