第15回 過去問の勉強の仕方

Pocket
LINEで送る

今の時期、過去問をやるとなかなか解けない問題が多いかもしれません。これはある意味当たり前のことで、復習をやり始めたばかりだし、知識も十分ではないので、なかなか正答にたどりつけないでしょう。だからまずは時間を決めずにじっくりと解いていきましょう。どんな問題がどういう形式で出題されるのか、これを知ることが大事です。また解けなかった問題は、しっかりと解説を読んで理解することです。今まで出題された問題をじっくり勉強することで、今後何を中心に勉強していけばいいかがわかります。また過去問を勉強するのと平行して暗記ノートを作りましょう。暗記ノートというのは、まだ覚えていない項目を整理するためのノートです。ページの左側に問題、右側に解答を書いて整理していきます。教科や分野は分ける必要がありません。例えば宮崎平野を流れる川は?という問題があって、その下が同じ電圧のとき、抵抗と流れる電流の関係は?という問題が来てかまわないのです。まだ覚えていない知識をどんどん書き出して、覚えていきましょう。そうすることで、知識がどんどん増えていきます。また過去問がどのくらいできたのかは記録を作っておきましょう。秋にはもう一度過去問を解きますが、このときは時間をはかります。どのくらいできるようになったのか、確認するためにも記録は正確につけてください。過去と比較ができるので、秋の勉強の指針が立てやすくなります。

Pocket
LINEで送る