定員と合格者数

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学校はその敷地や設備などを勘案して、定員が決められています。

これを元に補助金とかも決まっているから、これは簡単に変えられません。ただ、何人合格させるかという問題は、これは学校の裁量にゆだねられています。

で、このさじ加減が大変難しい。

もちろん合格者数というのは、定員を上回ります。どんな学校もやはり、「入学辞退」という生徒はいるので、あらかじめ多めにとっておく。

が、取りすぎてしまうと学則定員を上回ってしまう。となると、どこかで調整しないといけないし、学校運営でも先生が足りなくなったりするから、やはりちょうど学則定員になるのが望ましい。

しかし、あまりかっちりやりすぎて、足りなくなるのはこれもまた困る。例えば、ある程度絞って、あとで補欠で繰り上げればいい、という考えはあまり学校はしません。

もちろん補欠の繰り上げはやるのだけれど、でも、一度補欠になってしまうと、他の学校に行く可能性が増える。

どうせ合格させるのなら、最初から正規合格の方が子どもたちの方も気分がいい。それに他の学校を受けることもなくなる。

ですから、今は多少なりとも正規合格を多めにし、補欠はたくさんは出さない、という傾向にあります。

それでも不足して、補欠を繰り上げ、さらに発表していない補欠まで繰り上げる、ということになるのは、これは学校としてはあまり歓迎されざる事態である。

というので、成績レベルを例年と比較したり、思わずアンケートで他校の受験状況を聞いたりしてしまうのです。

アンケートは評判が悪いので、もう実行されなくなってきましたが、もし、似たようなことがあったとしても合否には関係ありませんから、気にしないでください。

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