正月特訓

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ゆとり教育が終わり、指導要領は増えたものの、土曜日は相変わらず休みですから、授業日数が足りません。だから、いろいろ手段を講じて授業日数を増やす学校が多いので、冬休みも以前に比べると短くなる傾向にあります。

だから、冬期講習も以前ほど余裕がない。カレンダーによっては正月特訓が設定できない、という場合も出てきて、「じゃ、やめちゃうか。」という塾も出てきているようです。

元から「正月特訓なんてブラック企業のやることだ」みたいなイメージがあって、(つまり先生たちが、年末も正月も出社になる、という意味ですが。)最初からやらないところもありますし、「ここでやらずして塾と言えるか?」とがんばるところもあります。

で、実際、正月特訓ってどうなの?と言われれば、やはりまあ、勉強しないよりはいいかもしれない。

本来、正月は家族そろって初詣、とか、まあ、テレビを見たり、サッカーを見に行ったり、駅伝を見たりしながらゆっくり楽しむ時間でしょう。それが勉強になるわけだから、子どもたちからすると、それこそ「非日常」なわけです。

「やっぱり、気が引き締まるなあ」という感想を持つ子もいるでしょう。しかし、一方で「2日や、3日やったってそう変わるわけではない。それならゆっくり正月を味あわせてやった方がいい。」という考えもあるでしょう。

私は非日常を楽しむという意味で、正月を子どもたちと過ごすのは好きでしたが、まあ、これは家庭の考え方でいいのではないでしょうか。

塾ががんばって授業をやる、というのであればつきあってもいいし、「家族で集まるからやめよう」と家庭が考えるのであればそれでもいい。

こうでなければいけない、と考えなくてもいいでしょう。

ただ、全く勉強をしない、というのはやはりやめておいた方が良い。塾に行かずとも、間の時間は勉強をする。過去問を解いてもいいし、暗記のテキストをやってもいい。家族が多くて、勉強にならない、というのであれば、塾に出した方がいいかもしれません。

絶対に避けたいのが、実は初詣。

クリスマスイルミネーションもそうなんですが、外で並ぶ、ということぐらい、危険な行為はありません。体が冷えて、風邪を引きやすくなる。

お守りは、お父さんがもらってくれば良い。充分に気を付けてください。

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こんな難しい問題は出ないな・・・
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