親が管理するのは大切だが

Pocket
LINEで送る

子どもが、志望校対策やできなかった問題の復習、模擬試験のやり直しなどを計画して実行するのは確かに大変です。

だから親が管理する、というのは中学受験では当たり前ではあるものの、しかし、そのやり方は注意しないといけない。

親がすべてを決めてしまうと、子どもは「言われたことをやるだけ」になりやすいからです。

最初のうちはそれでも回ります。
しかし、受験が近づくにつれて問題は変わってきます。

本来ならば、志望校の問題を見て、
「この分野は弱いからやり直そう」
「この問題は時間がかかったからもう一度解こう」

と、自分で判断して動ける力が必要になってくる。

ところが、いつも親が指示を出していると、その判断を子どもがしなくなります。

結果として、
親がいないと勉強が進まない。
何をやればよいのか自分で決められない。

そんな状態になりやすいのです。

中学受験で最後に伸びる子は、実はここが違います。

「これをやりなさい」と言われる前に、
「これをやった方がいい」と自分で考えて動く。

だから、勉強量が爆発的に増えるわけではなくても、
やっている内容がどんどん志望校に近づいていく。

親の役割は、全部を管理することではありません。

子どもが自分で考えて動けるように、
少しずつ「任せる範囲」を広げていくことです。

最初は、
「今日はどの問題をやり直す?」
と聞くところからでも良いでしょう。

そして、子どもが選んだ内容を見て、
必要なら少し修正する。

そうやって、勉強の主導権を少しずつ子どもに渡していく。

これがうまくいくと、ある時期から子どもは「勝手に進む子」になります。

親が言わなくても勉強する。
志望校に必要なことを自分で見つける。

実は、この状態に入った子は強い。

受験は最後、
「自分で考えて動ける子」が勝つからです。


オンラインで完結する中学受験 田中貴社中
すべての学校に出題傾向はあるもの

Pocket
LINEで送る