ミスというのは本当にちょっとした心の隙間で起きます。
普通に暗算しても答えが出るような計算を、つい、1の位を間違えて書く。
それが違うために、全部の計算をやり直さなければいけなかったりするのです。だから、常に自分の行動を疑えないといけない。
ところが多くの子どもたちはそれをしません。まあ、自信満々というところはあるのでしょうし、実際にそんなにしょちゅうミスをするわけではない。
しかし、本番はやはり精神状態がやや違います。だからミスをしやすい。
なので、まずは自分の計算を疑う、ということをぜひ実践してもらいたいのです。
なに、ことは簡単で、暗算をやめて筆算を書き、その場で見直す。そのステップが面倒だから、飛ばして間違えるのです。
実はそんなに時間がかかるわけではないので、ほんの数秒の違いに他ならない。それでやり直しを防いだら、よほど時間の経済になります。
ということで、これから先、自分の計算を疑うことを実践してください。
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