算数や理科の問題で、これは書くしかないか、と思える問題があります。
表を作ったり、作業をしたりすれば、まあ、答えは出そうだと思うものの、当然、それにかかわる時間が問題になる。
時間が無制限であれば、当然やればいいわけですが、試験は時間が限られる。そしてここがミソですが、出題者はそこを図っているところがあるのです。
つまり、時間を費やさせる。
作業を早くやれるのであれば、それに越したことはないが、それに関わることで時間はなくなる。そのバランスをそれなりに考えたとき、これはやるべきか、やらないべきか、判断する必要が出てきます。
そういう意図がある問題は明らかにあるわけです。あくまで入試は得点で決まるのだから、後回し、という判断がベスト、という場合もある。
しかし、幼い子は割とこの罠にはまる。そしてここが問題ですが、少しでもやり始めると、終らないともったいない、と思いやすい。
ただし…。
今はぜひやってもらいたいと思うのです。自分がどのくらいの時間がかかるのか、やらないと体得できない。案外やったら簡単だったということもあるので、何でもかんでも避けてしまうのも問題。まずは時間のあるうちは、やってみることです。そして経験を積んでいくうちに、やるべきか、の判断を下せるようになってもらいたいと思います。
Newフリーダム進学教室からのお知らせ
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
その問題、本当に必要ですか?
5年生の教室から
5年の夏休みから中学受験を始める(1)
算数オンライン塾
6月2日の問題
新4年生の保護者のみなさまへ 中学受験パパママ塾「ONE」のご案内