■ 高校野球の監督が、例えば1.1kgのマスコットバットで1日1000回素振りをするように指示をしたとします。1日1000スイングということになると、いったいどの位の時間がかかるのかわからない。しかも相当エネルギーを消耗することは間違いないから、指示された選手は困惑するかもしれません。
■ しかし、この練習を過去やった選手のデータを見せられる。素振りを何週間続けた結果として、ヘッドスピードが何mから何mに上がり、その結果として打球の速度が何%上がった。今までならショートゴロだったかもしれないが、それが三遊間に抜ける可能性が高くなる、などなどデータを見せられると、「そうか、よしやってやろう」という気になるかもしれない。
■ で、こういう説明が今のところ、小学生にはなされていない可能性が高いのです。なぜ、この計算ドリルをやるのか。なぜこの知識を覚えるのか。なぜ、復習をしないといけないのか。
■ 同じようになぜ、中学受験をするのか、ということも明確に語られていない可能性があるかもしれない。「受験は親が決めたことだから」と相変わらず勉強しない子は、中学受験の利点をあまり知らないのかもしれない。(お父さん、お母さんが明確にわかっていないかもしれませんが・・・。)
■ これからいろいろな勉強をすると思うのですが、これはいったい何のためにやる練習なのか、その理由を明らかにしておくと良いと思います。
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
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