■ 日本人は謙遜が好きな国民なので、「ウチの子はできる」とはなかなか言わない。そんなこと言って「笑われたら・・・」と思うからでしょうか。しかし、子どもを育てるにあたっては別に謙遜など必要はない。
■ 教室でこれまで手こずっていた算数の問題を解けた子がいて、「ほら、やればできるじゃない」と言ったところが、もう全然取り組む前の顔と違っていました。おだてれば木に登る?いやあ、大いに木に登ってもらいたいと思うのです。
■ 毎月の組み分け試験が好きでないのは、「ほめられる子」がほんの一部で、「自信をなくす子」が多いからです。子どもは経験が不足しているわけだから、今の状況を数字通りに思ってしまう傾向にある。テストの結果がでれば、「まあ、こんなもんだろう」。これは何かの間違いだ、僕はもっとできる、とは思わない。
■ それが蓄積してくると、プラスに考えられる子は少なくなります。それにつれて親もそう思いがちになる。これはぜひ改めた方が良いと思うのです。
■ ウチの子はできる、ウチの子はいつかやる、ぐらいにぜひ考えてください。そう考え続けていると、そういう態度になり、そうするとそういう子に育ちますから!!
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
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