これから数回に分けて、志望校の決め方についてお話をしてみたいと思います。
中学受験はすべて各校が独自に入試問題を作る独自入試の形態なので、早く志望校を決めて学校別の傾向を意識した勉強を取り入れた方が良いわけですが、しかし、どこを受けていいか、なかなか絞りにくいものです。塾によっては、成績がある程度固まってから志望校を考えるところもありますが、私はやはり早めに決めた方が良いと思います。成績か固まってから、というのは成績によって受ける学校を決める、ということなのですが、それだと対策が漠然とする分、なかなかあがっていかないところがある。だから私はいつも成績は棚上げする、ところから始めます。
つまり、どこを受けても、合格するから、どこがいいですか?と考えるようにお話ししているのです。
そんな夢のような話はない、と現実的に話を考えるお母さんが多いのですが、しかし、そうしないと子どもに何を与えたいのか、がぼけてしまうのです。
この学校に入りたいけど、成績が届かないから、無理よねえ、とはずしていくと何のために中学受験をさせているのか、だんだんわからなくなります。
実際に私学に入ると、およそ年間100万円のお金がかかります。小学校4年からの受験準備でおよそ300万円ですから、高校卒業までですでに1000万円かかる計算になります。1000万円の投資ですから、やはりそこは欲張りに考えた方が良いし、それだけかけるのだから妥協しない方が良い、というところもあるのです。
なので、いったん成績は棚上げします。さてどこにするか。
最初の区分は受験校にするか、付属校にするか、です。
次回はここからお話を続けていきましょう。
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
学校の勉強がおもしろくない
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