第15回 わかることは発見すること

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最近、小学校2年生とか3年生に算数を教える機会がありました。

難しいことをやる段階ではないのですが、あえてちょっと難しい問題を出してみて、子どもたちの反応を観察していたのですが、
難しい問題でも少しずつ、ヒントを出していくと、前に進んでいく。
そしてやはり、
「あ、わかった!」
という瞬間があるのです。

その瞬間は、とにかくうれしい。
わかった、できた。
ゲームで言えばステージをクリアしたとか、キャラをやっつけたとか、そんな感覚に似ているでしょう。

そして、これが意欲を引き出すのです。

だから指導するにあたって、やはりなるべく子どもが「発見する」「気づく」機会を多くする必要があります。

「これは、こうやるの、わかった?」
では子どもが気がつく間もないし、喜びもない。

小さい子は、素直に反応してくれるので、大いに勉強になります。

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