表1は,水の温度と物質A,物質Bが水100 g に溶ける最大の重さ(溶解度)の関係を示したものです。
物質Aと物質Bを50gずつ混ぜた物(混合物)から,物質Aと物質Bをそれぞれできるだけ多<分離させるために,実験1,2を行いました。ただし,同時に2種類の物質を溶かしても,溶解度は変わらないものとします。
実験1 混合物に(a)gの水を加え,(b)℃に加熱してよくかき混ぜ,溶け残った物質をろ過した。
実験2 実験1の後,ろ液に(c)gの水を加えてから,水の温度を20℃に冷やし,溶けなくなってでてきた物質をろ過する。
(1)実験1の操作で( a ), ( b )に入る数字の組み合わせとして最も適するものはどれですか。
(2)実験2の操作で(C)に入る数字として最も適するものはどれですか。
ア 10 イ 15 ウ 20 エ 25 オ 30
(3)実験2の操作でろ紙上にろ過された物質は何ですか。
ア 物質A イ 物質B ウ 物質Aと物質Bの混合物
(4)実験2の操作でろ紙上にろ過された物質は何gですか。
【解説と解答】
(1)Aの方が高い温度で溶けるので80℃で50gが全部とけるためには100:169=a:50ということになるので、a=30gです。したがって答えはウ。
(答え)ウ
(2)そうすると、Bは65×0.3=19.5gだけ溶けるので30.5gを抽出することができます。
で、次に20℃のときに19.5gBが溶けているためには、100:c+30=38:19.5 より1950÷38-30=21.315・・・より20gだとBが出てくるのでエの25g。
(答え)エ
(3)Bは溶けたままにしていますから、出てくるのはAのみです。
(答え)ア
(4)25g入れると水は55gになるので、32×0.55=17.6gが溶液中に残りますから、結晶として取り出せるのは50-17.6=32.4gになります。
(答え)32.4g
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