入試問題はどうやって作るの?

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入試問題は基本的にその学校の先生が作ります。

大学入試だと、予備校が問題を作ることもあるのですが、(え、いやホントの話です。そういう専門部門がちゃんとあるし、もちろん学生には漏らしません。決して!)さすがに、塾に作成を依頼する学校はまだ聴いたことがない。

で、問題の制作にあたって、まず担当を決めます。ただ中学・高校の先生たちですので、自分の専門分野といっても小学生に出していい問題かどうかを判断するのはなかなか厳しい。したがって、みんなで問題を持ち寄る、という場合もあるし、逆に一人の先生が作って、他の先生が見直す、という場合もあるようです。

制作はそろそろ始まります。しかし、実は複数の問題を作ることが多いのです。途中の過程で万が一漏れるということのないように、用意周到に準備します。出来上がった原稿は、写植を打つなりしてきれいに仕上げ、印刷所に回ります。が、印刷所に回るのはぎりぎり間に合う程度の期間になることが多い。

ぎりぎりまで引っ張って、複数ある問題の中から、「よし、これでいこう」と決まるのです。

その間、先生たちが何回か集まって協議し、もちろん見直しもするわけですが、時々、その見直しをすり抜ける問題もある。あるいは、入試直前に発覚して、もはや印刷は終わっている場合もあるので、その場合は口頭訂正もしくは、問題削除の処置が取られます。

したがって入試問題は学校で作られる。ので、手書きの問題もまだ、存在するわけです。

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