学校別対策を進めるにあたって、当然のことながら「どこを狙うのか」を早めに決める必要があります。
これは塾によって指導にずいぶん差がある。最初から、ある程度家庭の希望にしたがって進めるところもあれば、模擬試験の結果をみながら6年生の2学期に学校別対策を始めるところもあるわけです。ただ、全体として6年生の2学期に学校別の授業が始まるから、ここから対策が始まっていると思っている方が多いかもしれませんが、実際にはもっと早くに始めている塾があるのです。
例えば国語は記述問題が出る、とわかっているのであれば、早くから記述の練習を始めた方が良いに決まっている。
問題数は少ないが、途中式を書かせ、部分点もある、という事であるならば、難しい問題をじっくり練習する方に時間を割いた方が良いわけです。
ただ、お父さん、お母さんは、「成績がまだともなっていないのに」と思われる方が案外多い。
しかし、本当は狙いを絞った方が成績は上がりやすい、のです。
当たり前ですが、やることを絞った方が考えは深くなります。そして中学受験の範囲はやはり高校受験や大学受験に比べればそこまで広いわけではない。その分、深さが必要なのです。
世界地理や世界史を知る必要はないが、難しい算数の問題を解けなければいけない、とすればやはりそういう対策を考えていった方が良いわけで、早くから知識を詰め込まずとも優先するべき勉強がある。
だから、「どこに行ってもいい」と言われたらどうするか、をまず考えてみてください。それでも各校にはスクールカラーも、設立の背景も、指導体制も違うわけだから、「我が子に合う学校はどこか」ということをしっかり見据えないと決まらないでしょう。
逆に成績を棚上げするぐらいでないと、見えないことがあるのです。
5年生は今のうち、第一志望をぜひ考えておかれると良いと思います。
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