緊張感に慣れる工夫を

模擬試験は会場を変えれば、全く知らない子どもたちといっしょに試験を受けるようにすることができるでしょう。これは大事なことだと思います。

模擬試験の会場を選ぶにあたって、受験する学校が会場になっている場合はその学校をお薦めしていますが、しかしすべての学校が模擬試験の会場となっているわけではない。それでも、やはり知らない子どもたちの間で、自分の力を発揮する、というような練習はしておくべきでしょう。あまり遠くなっても問題だけれど、できるならば多少自宅からは離れた場所を考えてもいいかもしれません。

模擬試験は入試とは違います。違いますが、しかし、まあ似たような雰囲気を作り出すことはできます。別にお試し受験をしなくとも、知らない子どもたちの間で模擬試験を受けていればそれなりの練習にはなるでしょう。同じ教室の同じ仲間の中で受ける試験というのは、もはや日常化してしまったことだから、あまり緊張感を生まないものです。

この緊張感の中で、プレッシャーが出てきて自分の力が出せないという場合もあるでしょう。だから練習するべきなのです。

この秋はいろいろな会場で模擬試験を受けて、その緊張感に立ち向かう力を培ってください。


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画面共有の威力

ここのところ、テレビ会議システムを利用した個別指導を気に入って使っています。

遠くにいる子どもたちに教えられるのが何より面白い。ネットワークのスピードが上がっているので、音声も非常にクリアだし、子どもの反応もよく分かる。

あれ、あまりよく分かってない?という反応も画面や声から判断できるので、便利なのだが、それ以上に便利なのが画面共有。

こちらの画面を向こうに見せて、教材やら説明やらを共有することができる。さらに、相手のパソコンをリモートでコントロールして、本人のアカウントから学校別バインダーを開き、生徒に必要な問題を家庭のプリンターに出す、ということも可能になりました。

学校別バインダーは本人が問題を解いてその学習履歴を登録していくシステムですが、その場でグラフを見ながら、
「まずは速さをがんばらないといけないのでは?」
とか
「場合の数はよく分かってるね」
みたいなことを自在に話せる。

時間は自由に決められるし、分からない問題を先に送っておいてもらえば、教える側もポイントも簡単に説明できる。

そろそろ本格的に使える準備ができてた、という感じですが、やはり先生がいるからできることでもある。

要は教える側がどんどんシステムを使うことが大事なのです。

子どもたちの方はあっという間に対応してくれるので、むしろ大人がついていかなくてはいけない、と思います。

kobetu2
(指導中の筆者の画面)


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第一志望をあきらめるな


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力のつりあいに関する問題

2017年 城北中学の問題です。


非常に重たいものを持ち上げる機械に「クレーン」があります。クレーンは,複数の定かっ車と動かっ車を組み合わせて,持ち上げるのに必要な力の大きさを小さくすることができるように工夫されています。
 かっ車のはたらきについて,以下のようないくつかの装置を作り,実験をしました。
 それらの実験1~4について,つぎの問いに答えなさい。
 ただし,装置に使っているかっ車やロープ.かっ車どうしをつなぐ板などの重さは,考えないものとします。また,答えが割り切れない場合には,小数第2位を四捨五入して第1位まで求めなさい。

20170923tt001

【実験1】図1のように定かっ車1つと動かっ車1つに36kgのおもりを取り付け,ロープを通して,ロープの反対の端に力を加えておもりを持ち上げました。

【実験2】図2のように定かっ車3つと板でつないだ動かっ車3つに36kgのおもりを取り付け.ロープを通して,ロープの反対の端に力を加えておもりを持ち上げました。
問1【実験1】において,おもりを持ち上げるために加えた力は.何kgですか。
20170923tt002
問2【実験2】において、おもりを持ち上げるために加えた力は,何kgですか。
問3【実験2】において、おもりを12cm持ち上げるためには,ロープを何cm引き下げればよいですか。
以上の実験から,かっ車を使って力を小さくするはたらきは,動かっ車の数に影響されることが分かります。しかし,単純に動かっ車の数によって決まるわけでないことを理解するために,つぎのような装置を作り,確かめました。

【実験3】図3のように半径が異なり、回転軸を同じにした走かっ車2つと,動かっ車1つに36kgのおもりを取り付け,ロープを通して,ロープの反対の端に力を加えておもりを持ち上げました。
【実験4】図4のように天井に固定された板で.回転軸をつないだ半径の異なる定かっ車と同じように回転軸をつないだ半径の異なる動かっ車に36kgのおもりを取り付け.ロープを通し,ロープの反対の端に力を加えておもりを持ち上げました。
問4【実験3】において,おもりを持ち上げるために加えた力は,何kgですか。
問5【実験3】において,おもりを12cm持ち上げるためには,ロープを何cm引き下げればよいですか。
問6【実験4】において,おもりを持ち上げるために加えた力は,何kgですか。
問7【実験4】において,おもりを12cm持ち上げるためには,ロープを何cm引き下げればよいですか。

20170923tt003

【解説と解答】
問1 36÷2=18
(答え)18kg
問2 6本の糸で支えているので36÷6=6kg
(答え)6kg
問3 36kg×12cm=6kg×(  )cmより、72cm
(答え)72cm
問4 36kgを3本で支えているので36÷3=12kg
(答え)12kg
問5 36kg×12cm=12kg×(  )cm 36cm
(答え)36cm
問6 4本の糸で支えているので36÷4=9kg
(答え)9kg
問7 36kg×12cm=9kg×(  )cm
(答え)48cm


「映像教材、これでわかる力のつりあい」(田中貴)


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