5年生から上位校を狙う

5年生から受験勉強をして上位校を狙う、というのはほとんど不可能、だと思われているかもしれません。4年生からやってもなかなか難しいのに・・・。

しかし、4年生でやっていることは基本的な内容が多いので、それを追いつくのはそれほど難しいことではない。5年生からやっても十分に間に合います。問題は、最終的に上位校のレベルの問題が解けるようになるか、であってスタートの問題ではない。

で、これに関してひとつ言えることは「はっきり狙う必要がある」ということです。

例えば、成績が上がってきてできるようになれば上位校を狙おう、というのではなかなか成績は上がらない。

多少なりともがんばらないと上位校のレベルには到達しない。

ただしがんばるといっても、たくさんの問題を繰り返す、のではありません。

その学校のレベルの問題をやる、ということに尽きるのです。

多くの場合は、基本から始まって標準的な問題、応用的な問題とやっていくでしょう。しかし、基本から始まると標準的な問題までできるようになるだけで結構な時間がかかる。その結果として、上位のレベルまでたどり着かない。

だから上位校を狙う場合は、ちょっと基礎をやったら、次にもう入試レベルの問題に進ませてしまうのです。

当然、すぐにはできません。でも、そのレベルの問題を考える、ということが大事。そして苦労して考えて、解き方が少しでも理解できれば、それで訓練にはなったから結果を求めずともそれで終わらせて良いのです。

子どもが勉強できる時間は限られます。子どもたちは朝から活動をしていて、疲れやすいので、本当に受験勉強に使える時間はそう長くはないから、無駄な時間は使えない。

だから上位校を狙う場合、ダイレクトにそのレベルに向かってしまう。できる、できないはいいのです。そのレベルに向かうということが大事であって、そうやって積み重ねていくうちに狙えるようになる。

ただし、その間の成績はボロボロかもしれません。

でも、基本、標準的な問題をこなそうとして飽きて疲れてしまうよりは、その方が後後伸びていく可能性がある。

簡単に標準的な問題を通過できるのが理想ではあるものの、今のテキストを見ると問題が多すぎて、上のレベルまでたどり着かないところがありますから気をつけてください。


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今の学習法の間違い


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きれいなノートの落とし穴

社会とか理科のテキストを、またノートにまとめている子をたまに見かけます。

きれいにノートが仕分けられていて、文字もていねいに、カラフルに書かれているわけですが、しかし、どうもその後がうまくない。つまり、成績は余り良くないことが多いのです。

思うに、きっとノートを書くことが勉強だと勘違いしているフシがある。

きれいにノートが完成すれば勉強したと満足してしまうからでしょう。しかし、本当はどうやっても覚えていないといけない。

なぜノートをまとめるのか、といえば、それは覚えやすくするためです。しかし、今のテキストはすでに覚えやすくする工夫はされていて、例えば一行問題みたいになっている。

だから実際にそこをしっかり覚えればいいわけであって、別にノートがきれいにできあがる必要はない。

女の子に多い現象ですが、ノートを作る時間が結構かかっているので効率を考えるとやめた方が良いでしょう。

もちろん、ノートを使って覚えてくれれば何も問題はありませんが・・・。


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中学受験は親の手間がかかります



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容積に関する問題

2017年桜蔭中学の問題です。


右の図1は、1辺の長さがそれぞれ3cm、12cm、21cmの正方形を底面とする直方体から上の面を取り除いてできた3つの水そうA、B、Cを重ねて底面を固定した容器でこの容器を水平な床の上に置き、図のようにAにはAの蛇口から、BにはBの蛇口から、CにはCの蛇口から毎秒一定の量の水を同時に入れ始め、全ての水そうが水で満たされるまで3つの蛇口から水を入れ続けました。
20170221t001

 ただし、3つの蛇口から毎秒出る水の量は全て同じとし、容器の厚さは考えないものとします。
(1)右の図2は、水を入れ始めてから容器が水で満たされるまでの時間と水面の高さの関係を表したグラフです。水を入れ始めてから次のア秒後までの容器Bの水面が上昇する速さが毎秒\frac{1}{27}cm、ウが189であるとき、次の1)、2)を求めなさい。

20170221t002

1)1つの蛇口から1秒間に出る水の量
2)容器Cの高さ
(2)この容器を空にして、再び3つの蛇口から毎秒一定の量の水を入れました。全ての水そうが水で満たされるまでに2分かかったとき、1つの蛇口から1秒間に出る水の量を求めなさい。
【解説と解答】
(1)
1)Bの底面積は12×12-3×3=144-9=135cm2 毎秒\frac{1}{27}cmあがるのだから、135÷\frac{1}{27}=5cm3が毎秒加わる水の体積になります。
(答え)5cm3
2)Aの体積は3×3×15=135cm3なので、Aが満水になるまで135÷5=27秒・・・ア
そのとき、Bには高さ1cmまで水が入っています。その後Bには10cm3の水が毎秒入っていくことになるので、高さが9cmですから、
残り8cmになり、12×12-3×3=135 135×8÷10=108秒 27+108=135がイ。
135秒までにCには5×135=675cm3の水が入り、残り189-135=54 15×54=810cm3の水が入るので、合計1485cm3。
21×21-12×12=297 1485÷297=5cm
(答え)5cm
(2)Aの体積は135cm3、Bの体積は135×9=1215cm3 Cの体積は1485cm3 合計2835cm3
2835÷3÷120=7\frac{7}{8}cm3
(答え)7\frac{7}{8}cm3

「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)


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