5年は基本に集中する

中学入試は学校によって出題傾向が違います。

例えば算数については、基本問題からある程度の応用問題までを幅広く出すところもあれば、応用問題を4題だけ出すところもある。

ただ幅広く出題されるところでは、やはり前半の基本問題でミスを連発すればうまくいかないし、応用問題ができるようになるためには、まず基本はしっかりしていないといけない。

だから5年生の間は、基本に集中する。
6年生になったら、志望校の出題傾向に合わせて応用の枝葉を伸ばす。

このやり方でいくのが、一番効率が良いのです。

しかし、このやり方だと、5年生のうちに組み分け試験で上位に出て行くことはあまりない。当然、応用問題に手を出していないから、です。

が、6年生になれば、ちゃんと帳尻は合うので、5年生のうちはとにかくまず基本問題を徹底して練習することです。ただし、似たような問題の数字替え、みたいな問題を大量にやってはいけない。

そうなると、今度はやり方をパターン化してしまう。人間誰しも簡単に終らせたいから、理屈ではなく、公式化に踏み切ってしまう。しかし、公式化してできる問題ばかりではない。だから理屈を理解していないといけないので、その問題自体を理屈で解くためには、似たような問題を解かせてはいけないのです。

で、そうなるとそれほどやる問題がなくなる。だったら終わりにすればいいのです。子どもたちにはまだ伸ばさなければいけない可能性はたくさんあるのだから、それに時間を使ってください。

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案外読めていない

国語の読解演習をしていて、どうも読み取りがおかしい、と感じる時があります。

例えば物語文で人間関係がおかしい。

「え、文平はお父さんじゃないの?」
「友だちでしょ?」
「うそ」
みたいなことが起こるのです。どこで、何をどう間違えてのか、いったん思い混むと頭が切り替わらない。

「どうりでおかしいと思った」
といっているが、勝手にどんどん話がすり替わっていって、本人独自の物語になったりするものです。

どうもおかしいな、と思ったら、内容をしっかり確認してあげた方が良いでしょう。結構それで時間を無駄にしていたりしますから。


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4・5年で成績が上がらない理由

4・5年生で、子どもの成績が上がらない理由はいくつかあります。

例えば、授業中に先生の説明を理解できていない。多くの塾では、各科目の先生がその週の内容について説明をすると思うのですが、しかし、その内容を聞き取れていない、中身がわかっていないという子が案外多いのです。

実際に今日は何を習ったの?と聞いてみても内容をちゃんと話せなかったり、ノートを見ても何が書いてあるのかわからない、という子がいます。これは、基本的にちゃんと授業を聞く力がない。ないにもかかわらず、授業に出ているから、さらにわからなくなっているのです。まだ十分に授業を聴き取る力がない段階から塾に行き始めて、そのままになっているとこういう状況が生まれます。

その意味では映像授業の方が便利、ということもある。映像は何回も同じことを言ってくれるわけだから、わからなければもう一度視聴することができるわけで、そういう練習をしっかり積んでから塾に行かないと効果がない。

文章の意味がわからない、という子もいます。

昨今は英語ブームですが、私は早くから小学生が英語をやることにはあまり賛成しない。母国語すらまだしっかりしていないのに、英語に進んでも文章構成力がないままになってしまう。まずは日本語でしっかり文章を読み、その意味をくみ取れ、また自分の言いたいことをちゃんと表せるようになってから、次の言語に進むべきだと思いますが、どうもそういうことにはなってないらしく来年からは英語が小学校5・6年でも正課になる。

ますます日本語がわからない小学生が増えるのではないかと心配していますが、文章の意味をまずちゃんと理解できるように練習をしていく必要があります。

なぜ成績が上がらないのか、というのを本来はもっと細かく分析して、解決していかないといけないのです。

塾に行っていれば大丈夫、ということには残念ながらならない。家庭が動かないと問題が解決されないことは多いので、まずは我が子の様子をしっかり把握することから始めてください。



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