4・5年生で、子どもの成績が上がらない理由はいくつかあります。
例えば、授業中に先生の説明を理解できていない。多くの塾では、各科目の先生がその週の内容について説明をすると思うのですが、しかし、その内容を聞き取れていない、中身がわかっていないという子が案外多いのです。
実際に今日は何を習ったの?と聞いてみても内容をちゃんと話せなかったり、ノートを見ても何が書いてあるのかわからない、という子がいます。これは、基本的にちゃんと授業を聞く力がない。ないにもかかわらず、授業に出ているから、さらにわからなくなっているのです。まだ十分に授業を聴き取る力がない段階から塾に行き始めて、そのままになっているとこういう状況が生まれます。
その意味では映像授業の方が便利、ということもある。映像は何回も同じことを言ってくれるわけだから、わからなければもう一度視聴することができるわけで、そういう練習をしっかり積んでから塾に行かないと効果がない。
文章の意味がわからない、という子もいます。
昨今は英語ブームですが、私は早くから小学生が英語をやることにはあまり賛成しない。母国語すらまだしっかりしていないのに、英語に進んでも文章構成力がないままになってしまう。まずは日本語でしっかり文章を読み、その意味をくみ取れ、また自分の言いたいことをちゃんと表せるようになってから、次の言語に進むべきだと思いますが、どうもそういうことにはなってないらしく来年からは英語が小学校5・6年でも正課になる。
ますます日本語がわからない小学生が増えるのではないかと心配していますが、文章の意味をまずちゃんと理解できるように練習をしていく必要があります。
なぜ成績が上がらないのか、というのを本来はもっと細かく分析して、解決していかないといけないのです。
塾に行っていれば大丈夫、ということには残念ながらならない。家庭が動かないと問題が解決されないことは多いので、まずは我が子の様子をしっかり把握することから始めてください。
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