週5日制の塾

ある塾が、6年生になった途端に週5日制の授業設定をするようになりました。

そこからすでに数年経っていると思うのですが、どうも実績は伸び悩んでいるように見えるのです。

きっと先生方はがんばっていると思うのですが、やはりそこは集合塾。5日教えても、やはり集合授業ですからみんなに同じことをさせるところがある。

これがすべての子どもたちの志望校に合わせたものをフォローしきれるのか?と言えば難しい部分もあるでしょう。

実際に塾に5日行けば、家でやれることはそう多くはなくなる。必然本人ができることを繰り返していて、できないことには手がついていなかったり、志望校に出ることに手が回っていなかったりするのではないかと思うのです。

一方で週4日を上限としている塾がある。家庭の判断で週3日にしてもいい。まあ、自主的に行かないという手まで考えれば、それ相応に家でできるようになる。

で、その間に家庭でいろいろ手を打っているとすると、丸抱えした塾よりもやはり対策は細かくなる。

そういう塾はその方が合格実績が上がると知っているのでしょう。だからあまり授業日数を増やさない。

まあ、5日制にするのは他の日に塾に行かないようにする、という意味も含まれているのでしょうが、しかし、結局のところ志望校の出題傾向と本人の得手不得手を踏まえてしっかり対策できていけるのかに後半の勝負はかかっているところがあり、それができていないとやはり伸び悩むということになるのではないかと思うのです。


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第521回 勝負ごとだから運不運はあるが

■ 冬のオリンピックが進んでいますが、まあ、いろいろな運不運がある。

■ 力があっても、それを出し切れない、あるいは風や氷の不運でうまくいかない、ということがあります。

■ 本当に精いっぱいがんばってきた選手でもそうなのだから、子どもたちが受験でそういうことがあるのも仕方がない。

■ ちょっとした見落としが大きかったかもしれないし、集中しきれなかったということもあるでしょう。それもまた運不運がある。

■ ただがんばってきたことに変わりはないし、そこからまたスタートを切るわけで、この4月にはみんな新中学1年生としてまたいろいろな力を伸ばしていけばそれでいいのです。

■ 2年なり3年なり一緒にやってきたお父さん、お母さんの想いはいろいろあるでしょうが、しかし、子どもの成長はこれからといってもいいかもしれない。だから大いに期待し、また応援してあげてください。


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がまんする覚悟を決める

5年生もいよいよこの2月から新6年生となり、受験学年に入ります。

で、受験学年をスタートさせるにあたり、まず最初に確認しておくべきことは「がまん」です。

この1年間、志望校合格を目標に勉強するわけですが、そうなるとそれなりに時間を使う。しかし、一人に与えられている時間は1日24時間しかない。

しかも、小学生ですから、体力はそれなりに限られる。いや、睡眠時間を減らせば大丈夫、と思っている子どももいるかもしれませんが、実際には難しい。成長期ですから、身体は明らかに大きくなろうとしている。そうなると、新陳代謝が活発になるから、必然的に眠くなる。

身体が休息を求めるのです。だから、遅くまで起きていると、体調に異変を起こすこともある。子どもたちには「よく寝ないと、背が伸びなくなる」と脅しますが、まあ、実際に睡眠不足は良くない。

だから睡眠時間を確保するということになれば、当然、いろいろがまんしないといけない。

ゲームもやって、マンガも読んで、友だちと遊んで、習いごとをした上で、ちょっと塾に行って、なんてできない。

しかも多分、塾の回数が増えているでしょう。塾の日数が増えて、宿題が増えたら、また時間が足りなくなってしまう。

だから優先順位をつけないといけない。その結果、我慢しなければいけないことが必ず出てくるのです。

それを明確にしておく必要があるし、子どもたちに覚悟してもらわないといけない。

これは毎年、確認しますが、それでも必ず前半はいろいろ問題が起きる。やるべきことをやっていない。復習をしない。宿題がたまる。そして塾についていけなくなる。

そうならないために、まずはしっかり覚悟を決めてもらいましょう。


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