月別アーカイブ: 2022年2月

能力差をカバーする源

脚が速い子がいるように、絵のうまい子がいるように、頭の良い子がいます。

そういう子は、授業を聞くだけでわかっていて、そんなに勉強している風でもないのに、成績が良い、ということはあるでしょう。しかし、だからといってそれがすべてというわけでもないのです。

それなりに時間がかかっても、できるようになる子どもたちはいます。

勉強をしていくうちに能力を上げていく子どもたちもいます。

だから今できないことをとやかく言う必要はない。

問題はどういう努力をしていくか、です。

ただこの努力には当然質がある。いくらがんばっても、そういう勉強法をやっていては、というのは当然あるわけです。

だからどのように勉強していくか、ということを子どもたちと一緒に考えてあげる必要がある。ただ塾の宿題をやればよい、ということでは本当はないのです。

塾は何をやればいいのですか?と聞かれないために宿題を出しているところもある。本当は子どもたちの状況によってやるべきことが違うということは百も承知の上で、の話です。

なので今やっていることをまず全部書き出してみてください。

そしてそれで本当に力がつくのか、ということを根本的に考えてみてください。

例えば、計算問題を朝から20題やらされたら、大人だって辟易します。当然後半の方がいい加減になるだろうし、ああ、やりたくない、と思うでしょう。これで計算力がつくわけがないのです。そういうことを本当に結果が出るように考えていけば、良い努力の中身が決まってくるでしょう。

それが能力差をカバーする源になります。


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わかったつもり

やることが多すぎると、「わかったつもり」になることが多くなります。

本人が本当はわかっていない、ということを知っていれば良いのですが、それすら危うくなってくることもある。

本当にわかったつもりになっていて、わかってないとか。

期待されているのがわかっているから、そうする、という場合もあるでしょうし、最早これ以上勉強をしたくないから、わかったふりをするという場合もあるでしょう。

しかし、これは少なくとも受験には役に立たない。

わかったつもりでもわかってなければテストでできないからです。

だから、まずはちゃんとわかることを積み重ねることが大事。終わらなければ次にしても良いから、いい加減な理解にとどめておかないようにしてください。


慶應進学館から
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ランキングを見せられるとランキングを上げたくなる

ランキングを見せられて、そのランキングを下げようと思う人はあまりいません。

まず間違いなく、上げようと思う人が多い。さらに、わが子のことであるならばなおのこと、そういう傾向が強くなります。

これは親の心理。

だから塾はランキングを使うのです。

本来、麻布を志望する子と開成を志望する子は競争する必要がない。

同じ受験日だからです。

しかし、塾の組み分けはそうできていない。全員競争させてランキングを出すのです。

で、問題はそのランキングが思うに任せない場合。ここで親が陥りやすいのは「ウチの子はダメ?」という感覚。

それはしっかり否定してください。

まだまだ、子どもたちの可能性はいろいろある。ただ、今のままではあまり状態が良くないというのもその通り。

やはり子どもたちは、調子が良い方が良いのです。だから成績の良い子はやはり勉強するようになる。

だからいかに子どもに自信をつけるか、がまず大事なこと。

いったんランキングから離れて別のランキングで気持ちをリフレッシュすることも大事な方法のひとつです。


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