月別アーカイブ: 2015年11月

記述の答えは短文を重ねる。

国語の記述問題は、これまでも大分練習してきたので、書けるようになってきているでしょう。ただ、ここからは採点者にわかりやすく書く、という工夫が必要になります。

先生方はもちろん、一生懸命読んでくださるとは思うのですが、しかし、中学入試の採点は短時間で行われます。当日試験があって、もうその夜には合格発表をしている学校が増えましたから、やはりそれなりのスピードで読んでいるわけで、だったらやはりわかりやすい方が良い。

字をていねいに書くのはもちろんですが、コツはひとつの文を短くすることです。だらだらと書かない。ひとつの文はひとつのことだけ言えばいい。そうすると、読む方にリズム感が出てきます。したがって読みやすくなる。何が言いたいのかもわかりやすくなる。

さらに言えば、結論を先に書く。そして説明は後から加える。途中で、時間切れになったとしても、最初に結論が書いてあれば、0点にはなりにくいし、それを短く言い当てられるから、得点がまとまりやすいところはあるのです。これまではただ書く、ということに気持ちが言っていたと思いますが、これからは読む人の気持ちになって書いてみる、とさらにすばらしい答案ができあがるでしょう。

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番狂わせが起きる場合

入試が終わった後、問題を見ていて、「いやだなあ」と思うときがあります。

それは一見して問題がやさしいな、と思ったとき。こういうときにはやはり番狂わせが起きやすい。できる子でもミスをするし、多少力が足りなくてもやさしければ問題が解けることがある。そうなると、できると思っていた子が落ち、厳しいかな、と思う子が合格することが出てくるのです。

で、近年、各校の問題を見ているとやはりやさしくなった、という印象が強い。先生方に聞いてみても、差がある程度開くように、できる問題を増やしている、という話ですから、近年番狂わせは起きやすくなっているのです。

だから「やさしいな」と思ったときは、もう一段気を付けないといけない。「やった、解ける、解ける、簡単じゃん」と思って解いていると、案外、ミスをする可能性も出てくる。そしてみんながある程度できると、ちょっとしたミスが大きな差につながってしまう場合があるのです。

したがってやさしいと思うときは本当に気を付けないといけない。確実に得点するのも大事だが、さらに言えば、簡単に捨ててはいけない。問題をよく読んで、一部だけでもできる、という問題は結構あるので、とにかく隙を作らずていねいに解くことが大切です。

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第214回 親は動じない

■ この時期ぐらいから、もうお父さん、お母さんはどっしりと構えた方が良いと思うのです。まあ、確かに子どものすることだから、不安はあるでしょう。結果も心配かもしれない。しかし、子どもの受験だし、まだまだ先が長いのだから、ちゃんとこの先も応援してあげるさ、というような気持ちになっていることが子どもの精神的な状態にはプラスになると思うのです。

■ 子どもたちだって心配ではあるでしょう。でも、まあ、なんとかなるさ、ぐらいに思っていれば、むしろ力が出しやすい精神状態になることは間違いない。あまりプレッシャーがかかりすぎてもいけないし、だからといってある程度は気が引き締まっていた方が良いのも事実。その頃合いを作り出すのが、お父さん、お母さんの雰囲気かもしれません。

■ 合格したら、合格したでがんばらないければいけないし、残念でもまた次のチャンスがある。そんな風に考えておかれれば、ご自身がプレッシャーに悩むことがない。ということは、その状況が子どもたちに伝わるから、子どもたちもある程度は気持ちが和らぐようになるのです。

■ あまり気が付いておられない方が多いですが、子どもたちは本当にお父さん、お母さんのことをよく見ています。だから、お父さん、お母さんの心理状態が子どもたちに伝わりやすい。なので、どかっとした感じでこれからの時間を過ごしてください。

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