月別アーカイブ: 2007年6月

田中貴.net通信63号について

昨晩、田中貴.net通信63号を配信しましたが、配信に不都合が生じております。
今回はサイトに表示させていただきますが、62号がお手元にない方もいらっしゃる可能性がありますので、
その場合はinfo@tanakatakashi.netまでお知らせください。

大変ご迷惑をおかけしておりますが、よろしくお願いします。

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□田中貴.net通信 第63号 2007年6月22日

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(お詫び)
一部、送信できなかったため、再送させていただきます。
重複して受信された方もいらっしゃると思いますが、同じものですのでご了承ください。

昨年に続き、今年も1冊上梓することになりました。

7月19日発刊 「中学受験、合格力を伸ばす70ヶ条」(講談社)

講談社からは3冊目になりますが、今回は今年の入試をふまえて僅差の勝負に
なってきた中学受験において、なるべく効率よく学習を進める方法について
具体的なお話をしています。ぜひお役立てください。

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「中学受験、パパママ塾」開設のお知らせ
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現在、保護者のみなさまを対象としてソシアルネットワークを開催しております。

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能力の問題?

「素頭(すあたま)が良い子でないと、やはり御三家は無理ですよね。」
という話を聞いて、みなさん、どう思われますか?

素頭(すあたま)が良いというのはどういうことだろうか?多分、知能テストがいいとか、そんな話なのかなと思うのですが、しかしその知能テストにしてもやはり力を研ぎ澄ます事はできるのだろうと私は思うのです。確かに子どもの能力差というのはあるでしょう。足が速い子がいるように、頭のいい子がいるのは事実です。しかしそこそこの能力を持っている子であるならば、それなりのトレーニングによって状況はだいぶ違ってきます。

先日、陸上のコーチをやっている大学の先生の話を聞いていたのですが、例えば走り方という面で見ると足の遅い子というのは「早く走れない走り方をしているにすぎない」のだそうです。練習をして例えば手をしっかり振るようにする、やや上体を前傾させてストライドがしっかり伸びるようにするとオリンピックは無理にしても、そこそこ早く走れるようになるし、そこからさらに工夫して独自の走法を編み出せれば、日本代表くらいにはなれるかもしれないのだそうです。

この3ヶ月ぐらいで、「あれ?」と思うぐらいできるようになった女の子がいます。彼女の様子を見ていると、明らかに自信をつけた様子なのです。結果、成績もあがっている。しかし、5年生のうちはそうではなかった。成績はほめられるものではなかったのです。そういう意味で素頭はよくなかったのかもしれない。しかし、明らかに本人はやる気になっています。そしてそういう状況で勉強すると、わかるようになってくる、できればおもしろい、だからもっと勉強するという好循環に変ります。

で、なぜそうなったのか?はまだ究明できていないのですが、多分彼女は合格したいとひそかに思い始めたことは確かなのです。能力の問題よりは、こういう動機付けの問題にもっと注目してみる必要はあるでしょう。そして動機ができたところで「やるべきことをしっかりやる」ことも身につけば成績は飛躍的に向上します。向上させてしまえば、自信がつく分、さらにジャンプすることはできるのです。

逆の循環になれば当然、うまくいかない。この違いは大きいのです。能力差を考えるより、自信をつけていけているのか、ここに着目してみてください。

目標

中学受験の準備期間はやはり長いので、途中でいくつかの目標を作っておくと良いようです。

例えばテストの成績の目安でもいいし、あるいは偏差値でもいいかもしれません。ある目標をクリアしたら、次の目標を設定する。ついでに言えば、どの時期までに達成するか?ということも念頭にいれておくと良いのです。

私のクラスの目標で言えば、それぞれ子どもたちの受けているテストの科目別の偏差値を考えていました。科目別の優先順位があるために全体の偏差値は設定せず、例えば算数はどのくらいとれるようにしようとか、点数でいえばこのくらいできるようになろうとか、そういうことが具体的な目標としておいて、その上でそれを達成したという自信をつけさせていくことが大事なのです。

例えば算数の60点という点数は個々において、それほど高い目標とはいえないかもしれませんが、ある子どもにとってはなかなか取れない点数である場合、そこを達成できたらそれこそ大いに「ほめて」あげるべきでしょう。

その結果として子どもが自信を得て、次の目標に対しても積極的になればいいわけです。

中間的な目標をいくつクリアできるか>そのことが自信につながっていきます。高い偏差値である必要はなく、だんだんと上げていけばいいと考えてみればいいのです。